夕刻、野菜の受け取りと今季のジャガイモ植付け計画をしにサトコ氏がやってくるので、ダイコンやビーツなどを収穫。まだビーツは小さいが2株もあればボルシチには十分だろう。
愛媛の農家さんからタネをもらった固定種の米良大根はよくできた。
買い物をすませてボルシチの仕込み。「わたしボルシチたべたことない!」とチャットを送ってきたサトコ氏だが、僕だって作ったことないのだ(笑)。まずは牛すじを圧力鍋で煮る。
同時進行で野菜を炒める。タマネギ、ニンジン、フェンネル、パプリカ。そこに圧力鍋でできたスープと、牛すじの赤身のところを切り取って入れる。
ビーツは皮をむいて細切りして別鍋で煮ておき、レモン汁で色止めしておく。キャベツとトマトピュレを入れ忘れていた💦 あぶないあぶない、なにしろけっこう複雑な工程。キャベツが煮えたらビーツを汁ごと合わせていく。
これで一気に真っ赤っかになる。ビーツおそるべし・・・。
囲炉裏暖炉にセット(炭火の蛍火で保温します)。
サワークリームななかなか売っていない。探しに三越の地下まで行ってしまったので、ついでにジョアンでバゲットとカンパーニュ(クルミと干しイチジク入り)を購入。
副菜にカボチャの煮物、ニンジンのサラダ。
これがサワークリームなのだが、どのレシピにも「仕上げにサワークリームは必ずつける」と書いてある。
ビーツは甘みがあり、さらにキャベツ・ニンジンの甘み、そしてトマトの酸味などが加わってそのままでも非常に美味しいのだが、このサワークリーム(※)を溶かしながら食べると、もう・・・驚きの、圧倒的な美味となる。
「コ、コレハ・・・」「めちゃくちゃ美味しいです〜!」と感嘆しつつがしがし食べる2人ww(サトコ氏2杯おかわり)。大きめに切った牛肉がまたよく合う。世界三大スープの一つにボルシチが選ばれていることが(あとの2つはフカヒレとトムヤンクン)、ナルホドと理解できるのであった。
ジャガイモは男爵やメークインのほかに「インカのめざめ」や紫ジャガイモ(シャドークイン)も植えたいとのことで開墾して畝を増やす予定(「大地の再生」で土地が乾いたのでまだまだ畑地が増やせる)。
サトコ氏は明日朝からバイトなので飲まずに帰り、僕だけ白ワインをいただいたが、ワインもボルシチに合う。そしてなんといってもこのメニューにはハードパンが激ウマである。
僕は明日はGomyo倶楽部で汁物担当なのだが、サワークリーム余っているのでrボルシチやってみようかな♬
※サワークリームとは、生クリームを乳酸菌で発酵させて作るクリーム状の乳製品。