ビーツの調理法


8月24日の夜から【断油】【禁酒】【断肉】【朝食抜き/1日1.5食のプチ・ファスティング】を始めて今日で56日目。今週を全うすればちょうど2ヶ月となる。朝は食べても果物か野菜サラダだけ・・・というか以前から朝食はあまり食べない人なんだけど。

前夜は軽かったし解凍したパンとカボチャのスープの残りがあったのでそれを使って朝ちょっと食べることに。一人暮らしだと食材のローテーション重要なんだよね。まあ今日はGomyo倶楽部の定例活動日で、以前からその日は車の中で自家製おにぎり食べたりうどんやコンビニサンドしたりと朝食が習慣化していた。

定番になってしまった「ニンジンサラダ」にイチジクとリンゴと干しぶどう。ドレッシングはえごま油に柿酢、塩。

カボチャと豆乳のスープは器のまま蒸し器で温めなおし、カボチャのタネをトッピング。今日のお茶は屋久島の月桃茶(ゲットウ/ショウガ科ハナミョウガ属の常緑性多年草/これに関しては別稿で書こう)。

Gomyo倶楽部は朝から石田高校の一室をお借りして収穫米の仕分けと、

今年の新米イセヒカリでおにぎりづくり。

さらに急遽持ち込まれた2羽の鶏の解体。

僕はN先生の見事なさばきを終始動画撮影。部位の仕分けや内臓の位置や切り方も解り、鶏に関してはこれでいつでも解体できそうだ。

Gomyoの昼は現場に出てそれで鶏肉と野菜の味噌汁をつくりイセヒカリのおにぎりを頬張り、タンドール窯を使って鶏肉の残り(手羽、骨つきもも)を焼く、というゴージャスなものだった。

というわけで夜は質素に野菜と卵だけ。といっても主役はなかなかの個性派である。右上は温ビーツのバターのせだ。

ビーツは前回大きめだったのでビタ鍋の蓋がしまらず仕方なく茹でることにしたのだが、本当はオーブン加熱したほうが蘇芳色のエキスが守られる。今回は小玉2個だったので蓋がぎりぎりに収まった。

中火で2分、それから弱火にして30分。取っ手が熱くなるので外しておく。ビタの上位機種「ウルトラ」はプッシュボタン式ハンドルなので便利だ。このような空焚きオーブン使いを何度もやっていると、樹脂ハンドルが傷んでくるのは東京時代に経験済み(有料で交換はできるが)。

30分後、下側だけがこんな感じで焦げる。この鍋底の焦げは、水に浸しておくだけで簡単にとれる。

取り出して皮をむく。手でスルリとむける。

ビーツの下ごしらえはここまで。あとはいろいろ料理を展開できるわけだが、スープにするのも面倒なので、適当に切ってそのまま食べることに。

7~8㎜くらいに切るのが「そのまま食」では美味しいと思うし保存にも便利(あとはこれをベースのサイコロ切りなどで料理を展開すればいい)。

もうひとつのズッキーニのソテーは小ビタのほうを使って塩とオリーブオイルで蒸し焼きにするだけだ。野菜の水分でできてしまうので味が抜けずシンプルなのにすごく美味しい。

ビーツは「赤カブ」とも呼ばれたりするが、カブの仲間(アブラナ科)ではなく、アカザ科のサトウダイコンの一種である。だからけっこう甘いしトウモロコシのような風味もあって面白い。

この野菜はスーパーフードと呼ばれるほどビタミン・ミネラルが豊富なほか、食物繊維とオリゴ糖も含まれる。肝臓にもいいらしく、強烈なウォッカを多飲するロシア人がビーツを使った「ボルシチ」を愛するのもうなずける。

僕がビーツとその調理法を覚えたのも丸元本なのだけど、その『丸元淑生のクックブック』には

「加熱の方法は好みだが、煮るのに比べて水なしで蒸すか、オーブンで焼くかしたほうがビーツの風味が数段守られる」

と書かれており、

「いずれの方法で火を通しても、皮をむいてスライスし、酢をかけておけば、数日は冷蔵保存ができ、何も加えなくともそのままでおいしい。バターやモック・サワー・クリームをかけて熱いうちに食べるのもよく、切り方を変えてサラダにしても楽しい。その他いろいろな料理に使える」

というわけで、さっそくバターをかけて食べてみたというわけなのである。

ビーツは春日水神市場で見つけたのだが、産地は長野の南佐久郡川上村でラベルには有機JASマークがついており「無無無」という化学肥料・化学合成農薬不使用の記載がある。しかし高松でビーツが入手できるとは思わなかった。しかも値段は安い!(2個で210円だった!)。

取っ手が取り外せるビタを入手し、ビーツの下処理がラクにできるというのも絶妙なタイミングだな。これなら超ヘルシーフードのビーツを習慣的に食べることができる。さっそく残りはお酢をかけて琺瑯容器に保存しました♬

Gomyo倶楽部2020.10.18活動報告


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