民俗資料館の背負子、兵庫のホタルイカ


近所の「根っこ」で朝うどんを食べ、空港へSさんを送っていく。その後、瀬戸内民俗資料館で背負子の企画展示をやっていると聞いて見に行った。

常設展示で見ていたものもあるが、これだけ一挙に西日本の背負子類を見れる機会はめったにないだろう。

男木島の長いタイプのもの。丸木で作られており、後ろに倒れないように頂部をヒモで引くようになっている。

爪付きのものは枝をそのまま利用したタイプもあって面白い。

この資料館は無料で景色もすばらしいので、遠方からのお客さんをよく案内することがある。建物は日本建築学会作品賞しておりDOCOMOMO(ドコモモ)にも選定されいる。

石垣から突出しているのはガーゴイルのような雨樋。高松市内にある丹下健三の「香川県立体育館」にも同じようなデザインの雨樋がみられる。冷たい風が吹いていたが屋上の展望台で瀬戸内の海を眺めてきた。ここからだと男木島の集落が正面に見える。

帰りにスーパーに寄ったらもうホタルイカが出ている。産地は兵庫県と書いてあった。ホタルイカというと富山湾を連想するが、兵庫県の日本海側でもホタルイカ漁は盛んらしい(というか漁獲量はこちらが日本1位)。ただし富山湾のホタルイカが産卵のために浅瀬にくる成熟したメスなのに対し、兵庫県産は底引き網をで捕獲するのでオスがかなり混じってるらしく、メスも未成熟の個体が大半で大味との評価。

それでも生醤油とわさびで食べると春の味で美味しい。タマネギとともにピザトーストに乗せても食べてみた。

もうすぐイカナゴの季節が来る。


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