火鉢と土鍋で白味噌雑煮


今日は讃岐風の白味噌雑煮。火鉢で丸餅を焼く。炭火だと実にいい焼き色がつくのです。火吹き竹で火力調整。「杵つき餅+炭火焼」vs「機械餅+電熱オーブン」ではもうまったく味わいが違う。

白味噌の場合は肉系はいらない。こちらでは「天ぷら」と呼ぶ薄い長方形の練り物がちょっとあればいい。

この片手鍋は金属ではなく土鍋(セラミック)で「健康総合開発」のマスタークック・シリーズのもの。土鍋で片手鍋は珍しいが、やはり片手鍋は使いやすいのである。

ただしマスタークックの鍋は平底なので、無水調理や、豆などを煮るには丸底の土鍋が良い。小型の土鍋は他に2つ持っている。これはどちらも長谷園のものだ。

やや深型のみそ汁鍋と、伊賀土鍋 利休十草。

深型のほうは空焚きもできる分厚さ(内側にラジウム系鉱石を施してある)。これでキンカンの塩煮などするとめちゃ美味しい。酸のあるものは金属鍋では美味しくできないのだ。豆を煮るときは伊賀土鍋 利休十草のほうを使う。これで豆サラダ用の豆を煮ると金属鍋とのちがいがはっきりわかる。

というわけで味噌雑煮いただきます。土鍋で煮て木の椀(漆塗り)と木のお箸で食べる。新年にここに回帰していく。お雑煮はそのすばらしさにあらためて気づかせてくれる。


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