炭火鍋。シメはエビ餅とサリ麺で


ほぼ毎日箱火鉢で炭を焚いているが、昨日は備長炭を中央の底に沈ませてその上で普通の炭(黒炭)を焚いていたら、夜になってやっと全体に火がまわり始めた。

備長炭はおもにウバメガシから作られる硬い炭で、重さも黒炭の何倍もある。火付きは遅いが、いったん火が回れば相当長持ちする。熾炭(消し炭)の対極にある炭である。

いったん火が回った備長炭を灰の中に忍ばせておくと、上から追加した炭が消えることなくよく燃える。

今夜は趣向を変えて、ちょっと変わった鍋を。ベースは昆布といりこで出汁をとりひとつまみの塩と酒。ダイコン、ニンジンなどの根菜を入れ、白菜、キャベツを入れ・・・煮えたらキノコ、青菜、豆腐、油揚げ。

治部煮の肉の下ごしらえの要領で、片栗粉をまぶした肉片をすりこぎ棒で叩いて伸ばしておき、1枚ずつ入れていく。

それをゴマ味噌味のたれで食べる。たれの作り方は、いりごまを擦っておき、そこにみりん、ごまペーストと味噌を混ぜ、水で濃度調整しながらすり鉢でのばしたもの。

練りごまはムソーの瓶入り。

肉は豚のしょうが焼き用のロースのスライス。片栗粉と叩き伸ばしの効果でとても柔らかくなる。豚なので胡麻味噌はよく合う。

2ラウンド目。

そしてシメは・・・香川県人ならここで当然うどん、なんだけど、サリ麺で♬  近所の業務スーパーに最後の1つだけだけ残っていた5袋入りを購入。

火鉢で焼いておいた丸餅も一個追加。これは食べてみたらエビ入りだった。無着色の乾燥アキエビを使ったので外見は普通の白餅と判別がつきにくい。残りのごまペーストを鍋の中に溶か込んで味付け。

サリ麺は伸びにくいので最後まで美味しい。エビ入り餅も絶品! 餅つき後いろいろ人に配ったので、8日目にして初めてエビ餅を食べたのだったw。

使用している鍋は長谷園伊賀土鍋(「利休十草」小)約21cm 約800ml 。一人用の小鍋立てに、豆サラダ用の豆を煮るにも最適サイズ。


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