「大地の再生+石積み体験」@小豆島/1日目・前編


小豆島は小豆島町、土庄町の2町からなり約2 万6千の人が住む。近年人口は減少の一途をたどっているが、 瀬戸内海では淡路島を除けば最も大きい島である。素麺、醤油、 佃煮、胡麻油、オリーブなどの生産が盛んで、特にオリーブ は国内栽培の発祥地として広く知られる。

朝2番目のフェリーで土庄港へ。瀬戸内国際芸術祭の秋会期中ということもあって船内はけっこうな人。コンビニでコピーをとっていたら時間がぎりぎりになってしまい、島に渡ってから朝飯食おうか? と言っていたのだが、船内にフェリーうどんがあったのですかさず注文。トッピングのワカメの多さにやっちゃん歓喜ww.

土庄港は岡山側にあり、高松からだと大深山(226m)のある半島を回り込んでいくことになる。所要時間は約1時間。地図でみると前回石積みした男木島に比べはるかに大きな島であることがわかる。

港が近づくとごま油の「かどや」の工場が見えてくる。ちなみにこの先にある土淵海峡は、世界で一番狭い海峡としてギネスに認定されている。

緑で囲った神社マークのある小さな小山が今回の現場である。山裾に塩本さん宅の母屋と離れがあり、回り込んだ南面に果樹畑と石垣がある。

まずは母屋前の駐車場で自己紹介して現場へ。資材運をび、やっちゃんの説明で今回の作業の基本方針を聞く。今回、島の住人だけでなく、高松からも初めての参加者が。そして遠くは九州や大阪からも。

午前中ざっと敷地を回って山側の石積み周りの整備から始めた。ここは崩れはないのだが、長年放置されてブッシュだらけになり空気がよどんでいる。とくに石垣の下端はしっかりと刈り込んで、空気が動くようにしたい。

刈り込んでみると、なかなかいい石垣である。天端のブッシュもところどころ開いてやると、森からの風が動いてくるのがわかる。それにしても草の生え方が悪く、雨水が流れた跡が見える。

点穴を掘ってみるとかなり硬い。背後の小山の基岩は花崗岩で、その風化土が畑の土になっているはずだが、すでにシルト・粘土化してガチガチに固まっているのだ。これでは作物は育たない。

小山の周りをコンクリートの擁壁とアスファルト道路、そしてコンクリートの基礎による住宅がびっしりと囲んでしまい、山の樹木は気息奄々なのがその表情からも見てとれる。オーガーを持ってきたのは正解だった。これで数を稼ぎ、炭と枝を入れていく。

さてここが果樹畑下側にある崩れた石垣部分である。

草が生えてわかりにくいが、赤線の部分が崩れて凹んでいる。上から浸透せずに流れてきた雨水がここに集中するような高低差ができている。石積みを直すとともに、その水流を抑えるような抵抗柵をつくる必要があるだろう。

点穴作業が進むとともに、散乱山積みされていた竹や枝などがだいぶ片付いてすっきりしてきたので、畑の中央にファイヤープレイスを作って塩本さんに点火してもらうことにした。幸い、ここには水道栓があるので、バケツに水を汲んで置いておくと安心である。

石がないので(というか石垣で使うので貴重)、コの字型に浅い穴を掘って炉を作る。掘って盛り上げた土の部分には水をかけて湿らせておくと安全。枯れ枝は周囲にいくらでもあるので薪には困らない。

むしろどんどん燃やして片付け、風の通る空間をつくり、焚き火でできた熾炭や木灰は畑に還元すればよい。枝の燃やし方は小口から。こうすると爆ぜることがない。

昼はいったん戻って室内で食事。焚き火はもちろん消しておくが、火に直接水をかけると再開するとき難儀なので土をかけて消しておく。

昼食は島にあるオーガニック食堂・ショップ「タネむび堂」のレイコさんが料理を持ち込んでくれた。それを各自お皿にとりわけて和室へ。

皆の持ち寄りもとりどりに。今回、高松から参加してくれたOさんもなんとプロの料理人だった💦 ビーツ入りのサンドイッチの差し入れ♬

レイコさんの野菜カレーや辛い薬味も絶品。これはヤバイ・・・午後から仕事をしたくなくなるくらい全部美味い(笑)。

(続く)


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