石積みワークショップ@小豆島タクラマ館/1日目


昨年の小豆島「大地の再生+石積み体験(10/23)」が好評で、そのとき参加してくれた片岡さんが新たな石積みワークショップを企画してくれた。今回は「大地の再生」メンバーやスタッフなしで僕一人なので、スバルに道具類を積んで車ごとフェリーに乗り込む。小豆島は2つのフェリー港があり、前回は土庄(とのしょう)港だったが、今回は東寄りの池田港である。

時間があったので途中「オリーブ記念館」に立ち寄って内部を見学、コーヒーをもらってテラスで海を眺めながら飲む。

小豆島を初めて訪れたのは高校生のときの修学旅行だった。京都(嵯峨野)〜岡山(倉敷・大原美術館)〜小豆島〜四国香川(金比羅山)・・・というヘンテコなコースだったが、僕にとっては極めて印象深い旅で、小豆島ではオリーブの葉が埋め込まれたキーホルダーを買って、それをずっと大事に持っていた記憶がある。

会場のタクラマ館 に着く。9:00開始でまずは自己紹介と座学を。集まったメンバーはほとんど小豆島からの参加である。Iターン(新住人)の方々が多数を占める。

解説はホワイトボードで。

10:30頃から実践に入る。ここはタクラカ館の所有地だが、みんなで作る市民農園にしたいということで、オーナーの安田さん自ら有志を募って、長く放置されヤブ化した元ミカン園を開墾し始めた場所。

メダケの地下茎がかなりはびこっているので、事前に重機で掻き出してもらっておいた。参加者にはさらに土を深掘りしてもらう。

根石を据え付け始める。

2日間あるので全員に石積みを体験してもらう。小豆島で古民家に住んでいる新住人にとって崩れた石垣はそこかしこにあり、石積みは切実な問題である。

根石は一番大きな石を使っていき、ツラを揃えると同時に、上面が奥に向かって下がっていなければならない。途中で丁張をとることにした。

午前中に根石積みができた。両サイドは微妙な接続部なのだがそこは後で調整する。

昼は港の方に降りて、うどん屋「三太郎」へ。これがこぢんまりした木造の小屋のような建物なのだが、味は完璧な讃岐うどんというか・・・めちゃウマであった。サインもずらり。料理研究家の土井善晴さんのもあった。

午後もさっそく積む。

1段ごとに、裏込め石を忘れずに。

15:00、お茶休憩をとる。休憩時間にちょっと離れたところから眺めて石垣の姿を感じてみる。

夕刻まで続き。

16:50、本日終了。ここまで積むことができた。

タクラマカン の露天風呂に入らせてもらった。海が見えて最高である!

夜はバーバキューで・・・

イノシシ肉や魚介を焼く。宴もたけなわになった頃、地元の参加者さんの息子さんがギター製作を仕事にしているという話が出た。僕も紙芝居ライブでギター弾いたりしており「瀬戸内の島ってボサノバ合うよね〜」などと酔っ払ってつぶやいていたら、電話で呼び出された息子さんがギターを持って現れ(しかもガットとスチール弦両方❣️)、僕も弾き語りすることになってしまったww。

泊まりは焚き火台と同じ広場にある宿泊棟で。木造の良い造りである。

小豆島のコテージ タクラマ館

(2日目に続く


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