ルーツと食


4時に目が覚めたので先に食事して、朝イチで投票所に行ってきた。キビがなくなってきたので数日前からヒエを使い始めているのだが、これがキビと同じくらい美味しい。キビは粒が小さく、陰陽でいえば陽性で身体を温める。米と雑穀を混ぜて炊くと、陰性の麦などは炊き上がりに表面に浮くが、ヒエは逆に底に集まる。

昆布が切れてきたので冷凍室に残っていたいりこを使っている。若杉ばあちゃんによればチリメンジャコもいりこも酸化が早いのでとらないほうかよい食品になっており、魚の干物も同記述である。しかし、昆布だけの出汁をずっと続けた後に、いりこを使ってみると、これがやはり旨い。

多少味噌が悪くても、十分美味しく食べれる味噌汁にすることができる。いま加工と保存の技術が高いのでそれほど酸化の弊害はないような気がするんだが。あと、栄養の摂取には地域の生まれによる個人差というものもあるらしい。

僕は北関東茨城の生まれで、両親もルーツは茨城だし、父方は農家だが海が近く海産物、とくに青魚系は昔からけっこう摂っていた家系なのだ。つまり耐性というか適合力があるんじゃなかろうか? と考えてみる。

じっさいサンマ、アジ、イワシ、サケなどにはすごく郷愁があり、今でも(食べろと言われるなら)大好きである。そして代々農家だったのだから、やはり農耕民族の内臓なのはまちがいないだろう。

まあガチガチのベジ・ヴィーガン・食養はやめにして、美味しい!と思える「米中心」の食べ方を軸にしていこうと思う。幸い、いまは畑からキュウリがじゃんじゃん採れ、そのぬか漬けがメチャうまなので助かっている。

ぬか床は常温で外に出したままなのだが、毎日2回かき回しているので最高の旨さを保っている。前にも書いたが基本路線は、

小麦やめる。パン、粉物も。

乳製品やめる。ヨーグルト、チーズ、牛乳。

スムージーや野菜ジュースはほどほどに。

油の量に気をつける(もちろん質にも)。

そして、

「少食」や「1日1食」「断食」みたいなことはやめる(1日3食食べてよい)

あと果物も摂り過ぎないように気をつけよう。丸元淑生路線の「豆」摂取は陰性が強いので要注意でもある。穀類と豆の組み合わせはタンパク価が高まるが、ご飯と味噌汁をきちんとした量とるなら、それで十分なのだから。

砂糖(甘いものに対する欲求)に関してはごはんを十分食べているとそれほど欲求がわかないが、小麦や乳製品と同様に、たまの嗜好品として考え、ガチガチの制限にはしない。

「足識食癒施術法」の和泉修氏も言っているのだが、日本の栄養学は100%西洋から学んだもの、論文もすべて西洋のもの・・・なので農耕民族の日本人には合わない(偏りがひどい)という。テレビでは健康食品・サプリメント・青汁などのCMがしょっちゅう流れているが、これらの弊害も大きく、逆に肝臓・腎臓を疲れさせてしまうという。

YouTubeで「和泉修」を検索すると「お米先生の『人生が変わる食べ方』柏原ゆきよチャンネル」の中に和泉修とのシリース対談3回分があるのでぜひ見られるとよい。

夜は選挙の開票速報を見ながらビール。今日で乳酸キャベツが完売。パセリができすぎて食べ切れないので、まとめて摘んでは冷凍保存している。右はFsさんが宴会のとき置いていってくれた鶏胸肉お自家製燻製。そしてスーパーで買ったトウモロコシ。このあとご飯に自家製昆布の佃煮をのせて食べる。

参政党、1議席だけだが、国政政党になったようである。おめでと〜!


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