アトリエ敷地にマツは5本植えられているのだが(2016年植樹)、そのうちの2本が今年毛虫にやられて危機的状況になっていた。木酢液をぶっかけたりホースの水圧で吹き飛ばしたりしたのだが、もうダメかと思われるほどスカスカに葉を食われてしまったのだ。なにせこの奥の空き地は不動産屋が何年もの間これでもかというほど除草剤をまきまくっており、その境界に植えているマツに影響が及んだのでは・・・が、復活して新芽が生え出してきた❣️ 2本とも、だ。
マツはけっこう成長が早く、昨年から剪定を続けているが、その枝葉は囲炉裏暖炉の焚き付けや薪として使っていて便利である。
マツといえばこのコロナ禍でその免疫力が話題になった。松葉のサイダーは自然食派の人たちには既知であるが、松をジュースにして飲んだり様々なかたちで食したりされているようだ。
なにしろマツは戦国時代には籠城の際の非常食として松を植えたとも言われていおり、秋田には「松皮餅」と郷土料理もあるらしい(マツの幹の内側の白く柔らかい内樹皮を煮て、叩いて柔らかくし、粉にして餅に練りこんだもの)。
調べてみるとぞくぞくと面白そうな情報がネットにww・・・。
《新装復刻版》『長寿の秘訣 松葉健康法』 高嶋雄三郎 (著)>
ちなみにアトリエの住所は高松市植松町と「松」が2つもあるのでこれも何かの縁? ちょっと楽しくなってきたww♬
残滓と刈り草で堆肥をつくっている近くに畝を作って植えておいたタマネギ収穫。一つは市販の野菜と同じ大きさに♬
落花生、カラス(たぶん)にだいぶホジられてしまったが残りがなんとか成長中。
今年もビオトープ池にハナショウブが開花。
最後のマツつながりで西行の詩をひとつ。
深く入りて神路の奥を尋ぬればまた上もなき峰の松風(千載集)
神路(神路山)は伊勢神宮の背後にある五十鈴川の源である。治承四年、高野山を出た西行法師は伊勢の山中に庵をむすぶ。時は源平合戦の最中、同年義経が奥州平泉から戦線に合流する。