ウルイを食べてみることにした。2016年に小苗を植えて6年目、もう株分けしなければならないほど増えてきた。食用にすることで芽かきと間引きにもなる。
ヤマブドウ〜イチジクの列に在来種のタンポポがかなり集まっている場所がある。今日は草刈りでその周りを刈って、優占種になるように誘導する。
周りが他の草で覆われているので葉っぱが柔らかい。これも食べてみることに。
サンショウの葉も摘んだ。塩蔵してあった茎ワカメを塩抜きする。
サンショウの葉の佃煮は初体験。若杉レシピの通りやってみる。十分アク抜きしたのち、醤油だけで煮るのである。こんなときもセラミックの片手鍋が超便利❣️
アク抜きしたウルイとタンポポを刻んでおく。
ウルイは白和えに。
タンポポは苦味・辛味合わせで本わさびを添えて。ウルイが感動の旨さ・・・。なんだこれは・・・涙出てきた。
茎ワカメも旨いな〜。
一番の驚きはこのサンショウの葉。あれだけアク抜きして、醤油で真っ黒なのに、口に含んで噛むと、実に実に爽やかなあのサンショウの良き香りと辛味が・・・。
以前、「墨歌」でご馳走になったとき
「野草ってあれほどアク抜きに時間をかけて、ビタミン・ミネラルなどの有効成分も抜けてしまわないのですか?」と酒井さんに訊いたことがあるが、愚問であった。それほど水に晒してもなお、現在市販されている栽培野菜よりはるかに栄養価やパワーが高いのだ。
むしろ、アク抜きが不十分なことのほうが毒となるので危険だそうである。ネットの山菜・野草記事ではこのところがあまり語られていない。