男木島・三又焚き火で米を炊く、ノビルの薬効と玄米焼きおにぎり


ドリマに泊まらせてもらい翌朝の男木島。じょうこカフェまでの道のりの途中に2日前に積んだ石垣がある。イノシシ保護のためのネットがかけられていた。上部には何かを植えるらしい。このカーブがなんとも良いなぁ。

入り口にカフェの看板ができていた。誰しも驚くジャングルに包まれ海が臨める掘っ建て小屋、そこで・・・

こんな朝食が出てくる。

お手伝いのMさん特製おきまりのスペシャルドリンクも。

ドリマの中庭に三又焚き火をしつらえたいと思い、ひもや針金などを持参してきたのだが、男木島には竹が少ない。Mさんにまっすぐな広葉樹の枝を探してもらい、伐ってきた。フックになる二又枝は電線工事の跡地にたくさん落ちていた。

9㎜のドリルビットは持参してきた。インパクトドライバーを借りて穴あけ。小枝とヒモによる自在カギ(空鉤)を作ってぶら下げる。

ヤカンも吊り鍋もないというので羽釜に針金の取手をつけて。中に井戸水。

ん〜、いい感じ♬ 床は古瓦でガードしてあるので汚れないし。三又と空鉤は撤収して納屋に仕舞うことができる。

自在カギで吊るすとヤカンや鍋を上下して火力が調節できるだけでなく、金網による空気抵抗がなく、鍋の側面を炎が舐めるので沸きが早いのが特徴である。すぐに沸いたのでさっそくコーヒーを。

スイッチが入ってしまったミヨコさん「お米も炊いちゃおうか!」と(笑)。

これはもうウマイに決まってる。

オカズまで焼き出した(笑)。Mさんが「サクラの乾いた枝があるから」と持ってきてくれ、簡易燻製まで始まってww

男木島では小フグの一夜干しで汁物の出汁をとる。その出汁ガラにはまだ味が残っている。それをスモーク。やばい、酒が欲しい( ^ω^ 😉

あやうく13:00のフェリーで逃げ帰る(笑)。女木島にヤマザクラ咲く。M先生の話はいろいろと興味深く、かつての豊かなな瀬戸内の海の状況を聴かせてもらった。そして、ヤマザクラはやはりすべてマツ枯れ跡から自然発生したものだという。

まっすぐ帰宅。とはいっても高松港からいつも利用している安い駐車場までけっこうな距離がある。雑用とちょと仕事して夕食。冷蔵庫に入れてあったノビルとカレーと玄米おにぎりを取り出す。

ノビルのぬたがうまい。。。

「ノビルのヌタ(酢味噌和え)をことのほかおいしく感じる人は体が要求しているということ」

「肉・卵を過去にいっぱい食べた人は、体の中に古いタンパク質や脂肪がたまり、血液が酸化して汚れて、肝臓が弱っている。ノビルはこれをしっかり改善してくれる。喘息や花粉症の人はこれをおおいに食べるといい」

とのこと(『若杉友子の野草料理教室【改訂新版】』2018.2)。

菜の花と白菜のつぼみをワカメと菜種油でさっと塩炒めし、牡蠣油で味付けしたもの。これがまたウマいのだ❣️

男木島に出かける前に、おひつに余っていた玄米を握って冷蔵しておいた、それを小さな鉄のフライパンで油焼きする。両面を焼いたら三角の側面も回しながら焼く。全体にカリッと焼き目がついた頃、おにぎりは芯まで温かくなっている。

中にはノビルの球根を味噌と切り和えしたものが詰めてある。

『若杉友子の野草料理教室【改訂新版】』はたいへんすばらしい本だがAmazonでは販売していない(旧版をプレミア価格で売っている)が、以下のサイトで買うことができる。

https://npomedaka.thebase.in/items/25365620


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