結露の原因は?・・・焚き火WSと美味しい食べ物たち


早朝から守山の現場へ。1週間ほど前に「大地の再生」の手入れを終えた敷地だが、家の中の湿気がひどいので囲炉裏の導入もアリ?・・・というやっちゃんの勧めで見に行く。

天台宗のお寺がこの建物に内蔵されており、その中を借りてTさん夫妻が住んでいる。周囲をざっと見回ったところ、しっかりと溝も入れて家周りの風通しも十分にいい。床下も乾いている。

中に入ってキッチンと居間をみると確かに窓にけっこうな結露があり、しずくが滴っているのだった。が、原因はすぐに解った。この家は近代住宅でアルミサッシが使われており、キッチンと居間はほとんどが新建材になっている。コンパクトな空間で窓を閉めっぱなしで暖房をかければ(石油ファンヒーターだった)外気との温度差で結露するのは必然なのである。

その証拠に、仏像のあるお堂はまったく結露がない。お堂は調湿効果のある漆喰壁で畳敷き、障子に襖も調湿効果のある紙。天井も無垢板。そして引き戸。床から湿気ているならこの空間もカビが来ているはずだが、それがまったくない。

機密性の高い新建材の現代住宅で結露を防ぐには、断熱効果の高いペアガラスのサッシに変え、エアコンで冷暖房をとるのが手取り早い。が、薪火暮らしに憧れるなら、囲炉裏の前にまず火鉢と行火こたつがオススメ。しかし、換気は十分にとること。

・・・とT夫妻にアドバイスして、ついでに外で薪火で煮炊きをすることを勧めた。なぜならだだっ広い敷地に木や竹がわんさかと生えており、前回の「大地の再生」で伐採した木々が、未だそこかしこに散乱しているのだから。そこで焚き火ができるようになってから、囲炉裏にシフトしても遅くはない。

というわけで、僕の本を買っていただいた(笑)。このところ僕の本の新たな読者(多くは30〜40代)が増えているのを感じる。山暮らし関係だけでなく、森林や木工の本も、である。「311→コロナ」で覚醒した世代が激増しているのだ。

というわけで、アドバイスを終え「たむたむ 八日の市」へ。ここで

「プチ・焚き火ワークショップをやって!」

と言われているので、さっそく庭に出て、竹で三又を作る。そして小さな焚き火をおこしながら、皆と焚き火談義を楽しむ。

最初は石を組み直して、小さな焚き火から。

京田辺のAkasyaで撤収してきた自在カギを下ろしてみた。これはこれで可愛いね❣️

photo by Y.SASAKI

「たむたむ 八日の市」はやっちゃんの家をベースに様々な出店がでて皆でわいわいとお話会をするという自由な市で、モノや情報交換の場所となっている。

これからの時代、このような人的ネットワークが非常に重要になってくるだろう。本格紅茶とおはぎをご馳走になった。

玄人はだしのゆみさんのパンを購入。

ベジ・ラーメンも美味!!!

黒いのはなんとヤーコン!

この麺がめちゃウマ❣️ 国産小麦全粒粉とモンゴルかん水を使ったラーメンなんだそうで、製造元は神奈川県足柄市の「かねこ製麺」。僕もお取り寄せすることに決めたww。

他にマクロビの酒井さんも出店されたりしているので、集まる情報は有益にして濃ゆい♬のであった。

キャンプ好きの親についた子供は火の扱いが上手いということも知った。新しい世代の登場であるね❤️

明日からの2日間の囲炉裏暖炉ワークショップのために早めにHACHIYADO入りしたいが、その前に4月の縄文小屋作りのイベントの打ち合わせを。

そして琵琶湖大橋を渡って・・・

到着したHACHIYADOでは、なんと遠方福島から参加のゲストが、そして映像作家の東条くんが熊野から駆けつけてくれていた。

さあ明日はいよいよ・・・。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください