下屋のドアを作る/その2


1週間前の 1/12、下屋のドア枠ができた。今日はその続き、夜にサトコ氏が2時間くらい手伝いに来れるというので、蝶番付けまで一気に片付けてしまいたい。うづくりの板を枠に仮置き。ここに小窓と猫穴をつけるのだが、先に板をレイアウトして張って後から穴を開けることにする。

間柱材の接合部は2本のロングビスで強引に止めてある(2本のダボとボンドも使っている)。拙著『国産材でつくる インパクトドライバー木工』の作例にもある通り(作例6「作業台」/P.106)深い座掘り穴を開け、90㎜のビスをインパクトドライバーで最強のトルクで締め上げるのだ。

あらかじめ2本のダボを入れておけばビス打ち時に接合部がズレる心配もない。さらにL字金物で補強する。

サトコ氏来訪してすぐにバラ板の釘打ちに。バラ板というのは幅72〜75×厚み12〜13×長さ1800mmの最も安いスギ板の規格で、アトリエでは1階床板や内壁の下地に使った、その残材である。

しかしバラ板もワイヤーブラシで木目を研ぎだすと悪くない。白太と赤身材があるので交互に並べてストライプにするとキレイだ。反りやゆがみが若干あるので、鉋をかけて大きなすき間が出ないように並べ、予備穴を開けてから真鍮釘で止めていく。

蝶番をつけて、外の電灯と懐中電灯明かりを頼りに大きい方から取り付けてみる。ん〜なかなか難しい(汗)が、なんとかできた。重量も大丈夫、スムーズに動く・・・。ところが、小さい方が入らない。少し部材を削らねばならない。

サトコ氏にけがき線を引いてもらい、ヨキと鉋で枠を修正する。

入った! とはいえここから窓とバロンのための猫穴を開けて枠を入れて合板を張らねばならないのだが、「うわー、裏側もこのままでもなかなかいいじゃないですか〜」とサトコ氏。「確かにキレイかも・・・」と僕。やはり無垢板はいいな。

暗くてはっきり写らないけど、うづくりをかけた表側はもっとキレイだ。明日の朝どんなふうに見えるか楽しみ♬

とりあえず内鍵だけは付けて開かないように。今日はここまで。


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