作業机を作る/その1


焦眉の急、「背負い子」を作りたいのだ。Gomyop倶楽部で枯竹を運ぶのに必要だし、山に薪を採りに行くにも必要な道具だ。背負い子はスギ材のフレームで組むのだが、鉋をかけて材料をきちんと揃える必要がある。

そのためには鉋がけがしやすい作業テーブルがほしい。実は、そのための天板は用意してあり、脚をつければいいだけなのだ。が、いま下屋はごちゃごちゃとモノが散乱しており、それを置く場所をつくるには以前の合板を半分に切って作った作業台を撤去しなければならない。

そのためには旧作業台の上にてんこ盛りになった道具類をどこかに整理しなければならず、整理棚を作るにはグラスウールを買ってきて内壁をきちんと作らねばならない。だけど最終目標は「背負い子」なのに、壁から作り始めるのは大変ではないか(笑)。

というわけで、取り急ぎ柱と間柱の間に板を差し込んで棚にしたのだった。

ふう、ちょっと片付いたぜ。

さて脚を作ろう。天板は座卓から脚を外したもので、1511×910mm、厚みが50mmというごついものだ。ムクではないが重さはけっこうある。45×105の間柱・筋交いに用いたスギとベイマツを使う。長さは75mmにした。

普通なら横の木はほぞ挿しだが、インパクトドライバーの威力を試す意味もあり、次作の「下屋のドア」の試験ためにも長ビスで止めてみたい。

そのためには切り欠きが補助として有効なのだが、材が太いとその作業もけっこう大変である。そこで考えたのが支点を打ち付けておくことだ。つまり凹にはめ込むのではなくて、凸に載せるのだ。支点材はスギの回り縁材である。ここはクギ打ちでいい。

上部は大きく。念のためボンドも塗っておく。

これに2本の横木が載る。それをインパクトドライバーと長ビスで止めてしまう。。

材の厚みの半分くらいまで座彫りしてから、90mmのロングビスを打ち込む。

ネジ抵抗はかなりあり、すぐに打撃が始まるので、トルクは最強にしておく。

ただし最強にするとスギの柔らかさにネジ頭がどんどんめり込んでいくので、ビットの動き具合でそこを見極めないといけない。

2つできた。上は脚と同じ45×105の間柱・筋交材、下は45×50mmのスギ角材である。下の角材は最初に上から斜め打ちで止めておき、反対側から2本のビスで固定する。

今日はここまで。この2つのパーツをやはり脚と同じ45×105の間柱・筋交材でつないでいく。

▼図面です。

 

 


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