乾燥芋作る、アトリエのプロポーション


昨年、お隣の保育園の先生から園児たちが掘ったというサツマイモを貰った。園児たちもドアの前まで一緒に来て届けてくれたのだった。だいぶ甘くなったところで蒸(ふか)したのだが食べきれないので(お芋は陰性が強いので僕は多食しないほうが良い)乾燥芋をつくることにした。

こういうとき、階段の吹き抜けのスペースがよく乾く(ロフトとの梁に竹竿を掛けてある)。ここは1階とつながる空間として空気が動くところだ。囲炉裏暖炉を焚くととき1階の下地窓を少しだけ開けておくと特に良い効果がある。ここは本当はヒンメリみたいなモビール作品などぶら下げたいのだが、今は干物や洗濯物を下げるスペースになってしまっている(笑)。

さて、ここでアトリエの大きさと構造をおさらいしておくと、総2階の直方体に片流れ屋根の下屋がくっついた形で、2階はワンフロアーで18畳+12畳ある。図で見るとこんな感じ(以下3枚「囲炉裏暖炉の家」見学会&イラスト原画展/2016.2.28〜3.8パンフレットより)

シンプルな総2階の切妻屋根なんだけど、棟木をセンターから半間ずらしてあるのがミソ。あと普通の2階建てよりも40cmほど全体が低い。これは2階のフローリングが1階の現し天井になっているので袋の天井空間がない分低くしているのだ。結果として外観のプロポーションが良い(このサイズの2階建ては総じてノッポに見える)。

棟木の半間ずらしは長い斜面の方向に煙突を立てることによって、またバルコニーを半間分空間に飛び出させることでバランスをとっている。囲炉裏暖炉の位置が絶妙というか、この囲炉裏暖炉の存在によって屋根の形が規定されたとも言える。

2016年の見学会・原画展パンフレットより(https://iroridanro.net/?p=987)

今日は朝から囲炉裏暖炉を焚いて熾炭をどっさり作った。ついでに土鍋で煮物を作った。

すっかりハマってしまった小土鍋での煮物。昆布の佃煮とか根菜の煮物、果物をソースに煮詰めるときなどはコレで決まりである。優しく煮えるのである。

めんどくさいので盛り付けなしで土鍋のままww。

玄米がうまく炊けたときは気分がいい。2合は1日2食のペースではで食べきれないので、その日の夜の夜にさらい上げて茶碗にラップして、おひつは洗って乾かしておく。

おひつは柾目の板を使っているので乾きが早い。なので翌日の夕方にまた米を炊くときにはすでにしっかり乾いているのである。


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