掲載誌『ドゥーパ!』届く、土鍋の煮物


囲炉裏暖炉の載った『ドゥーパ!』誌が届く。昨年の11/5にアトリエで取材されたものだが、編集長のS氏は群馬時代に連載していた頃からの知己だ。彼も「囲炉裏暖炉」にぞっこんの様子で、カメラマン中岡邦夫氏(nakaokakunio.com)もノリノリで撮影してくれた。

おかげでいい記事ができたと思う。特集「火とDIY」の巻頭を飾る6ページだ。皆さんもぜひ書店で手にとって見てほしい。

ドゥーパ!146号 2022年2月号

Fsさんが持ってきた枝薪の一部である。樹種はエノキとのことだがなかなか硬くて重量がある。二又のところがたくさんあるので、囲炉裏の自在カギ用に取り置きしておこうと思う。

玄米は繊維質があってよく噛んで食べるので大食いができない。2合炊くと1日では消費しきれず、今朝は残り玄米でワカメを入れた雑炊に。

昆布と干し椎茸でとった蕎麦用の出汁があったので、使い切ろうと根菜の煮物を作ってみたのだが、これが土鍋でやったところめちゃ旨いのができた。汁は少なめで落し蓋もしないのに・・だ。

サトイモは皮をむいたら塩もみし水から下茹でし、半分火を通して湯のまま冷ましておき、それを小土鍋に出汁を入れて中〜弱火で煮ていく。時間差でレンコンを入れる(レンコンは数分で火が通る)。落し蓋がなくても、途中でサトイモを返したり煮汁を上からかけたりすればよく、それだけサトイモには火が通り、蓋をしたまま冷ます過程で味が煮ふくまる。

昆布と干し椎茸という植物質だけのダシ、そしてわずかな酒とみりんの甘味だけでこれほどの味が引き出されるのは驚きだった。昆布の佃煮も土鍋にはまって作っている。鰹節の昆布で最高の出汁を引いて、ビタ鍋で木の落し蓋を使っていた・・・あの頃は何だったのだろう?


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