国宝十一面観音@観音寺(京田辺)、焚き火と長火鉢


国宝の十一面観音は全国に7体あり、僕はこれまで渡岸寺/向源寺(滋賀)、聖林寺(奈良)、室生寺(奈良)の3つを見ている。実は明後日の囲炉裏ワークショップ@京田辺は国宝十一面観音のある観音寺が近い。今日は午後から会場のMさん宅の下見に行くので、先に観音寺に行ってみた。

閑散としていたが先客の女性が一人いた。ご住職自らが本堂の奥にある厨子を開扉してくれ、近々に見ることができて感激であった。さすがに国宝に指定されるだけあって顔も美しく彫刻としての完成度や芸術性もすばらしい。

「京都・南山城十一面観音巡礼」パンフレットより

これで国宝の十一面観音は4体目となるが、あとの3体はみな秘仏で通常見ることはできない(六波羅蜜寺/京都、法華寺/奈良、道明寺/大阪)。なかでも法華寺のものはカヤの一木造りで美しく、春・初夏・秋と特別開扉期間は多目なので今年は観にいこうと思う。道明寺はヒノキの檀像彫刻で毎月18日と25日(正月三が日と4/17にも)に開扉。一番敷居が高いのは京都の六波羅蜜寺のもので、なんと12 年に一度、辰年だけの開帳だ。次回は2024年なのでこれは絶対逃さずに観にいかねば!

さて、昨夜は皆で(イタル、リンダ、T君)南山城にある「リンダの家」まで深夜ドライブして泊めてもらったのだが、翌朝は「大地の再生」工事の経過を撮影し、そのあと庭で焚き火用の炉をつくった。

石窯の近くにバラして置いてあった耐火煉瓦を使用。できた熾で火鉢に火をともす。

いい長火鉢である。銅のヤカンもあるというので出してもらいさっそくセット。

夜は滋賀に戻ってヨシゾー君宅で庭づくりの打ち合わせ。彼の手料理を頂きながら、話は様々に及び深夜まで。


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