さてGomyo倶楽部のイベント当日。混ぜご飯や寿司めしで難しいのは薪火の調整である。一升以上のコメを炊く場合、まず注意しなければならないのはその火力である。今回は鉄の3本脚のゴトクに羽釜をのせて火力調整した。
隣でシシ汁を仕込む(こちらの具はN先生が準備・用意してくれた)。そのシシ汁の中に冷凍のグリーンピースを入れて解凍する。これを家でやってしまうと色が悪くなると思ったので、具に混ぜる直前に。
ご飯にお焦げができてしまった(-。-;。が、具を混ぜ込んだらお焦げのまだらは目立たなくなり、かえってお焦げが美味しいと喜ばれた。金時豆の存在と、しっかり砂糖を効かせたおかげか生粋の讃岐人たちにも大好評だった。
いちばん心配だったのは酢と砂糖の量。ネットで調べて慎重に決めたのだが、その砂糖の量の多さにビビってしまったのだ。が、混ぜてみると確かにこれでいい。一般のイベントやスーパーで売られているバラ寿司よりむしろ穏やかな甘さなのだった。
エビが冷凍ものだったのが残念。
少し残ったのは飯切りの洗い物も兼ねてアトリエに持ち帰った。
この飯切りは、閉鎖になったとある給食室からのお下がりだそうだが、目の詰まった天然椹(サワラ)の素晴らしいもの。
夜もひとりでこれを食べ、残りは冷蔵庫へ。
いつも使っているおひつを隣に置いてみた。デカすぎてシンクに入りきらないので風呂場で洗いました(笑)。