男木島石積みws(4日目最終日、大内邸メンテ+Gomyo倶楽部)


4日目の朝。五名という土地やGomyo倶楽部も見てみたい・・・という皆の意見が一致して、今日は午前中はアトリエ敷地の「大地の再生」、昼はうどんを食べて五名へ向かうことになった。関西圏の参加者には距離的にもそのほうが合理的。

朝食はパンにサラダに昨日の残りのカポナータ。メロンなど。

足りなそうなのでパスタ追加!

一息入れてアトリエ敷地の大地の再生的メンテナンス。

午前中、イタル君が囲炉裏暖炉を入れるに当たって建築パートナーとなるIさんペアが滋賀の湖北からやってきて、僕はそのお相手に囲炉裏暖炉や家の解説をし、フィールドはやっちゃんにお願いした。

お昼は皆で近所のうどん屋「さか枝」へ。ここは季節物が充実している。夏はすだちうどん、秋はマツタケうどんがある。僕はすだち2玉、イカとレンコンの天ぷら。すだちもレンコンも、おとなり徳島県の名産である。

ここでイタル・リンダは西条に採水に出かけた。残り3台皆にカーナビをセットしてもらって、まずは五名郵便局へ。道をはさんで向かい側にある「五名ふるさとの家」に入る。僕はちょっと顔見知りの店主に挨拶してテイクアウトのコーヒーでさっと出ようと思ったのだが、皆が買い物を始めたり飲み物を注文して長居してしまった。

まあ、それくらいこの建物は気持ちがいい。三木に事務所をもつ六車工務店・ 六車誠二建築設計事務所の仕事である。地元のヒノキと、五名の木工家、山地裕之さんの家具が使われている。

建築家の六車さんとは何度かお会いしている。そもそも最初の男木島の石垣再生のきっかけが六車さんらのプロジェクトだった。結局それは流れて石垣再生だけが残り、建物はNPOの創設やクラウドファンディングによる資金集めによって再生された。

それが、昨日の朝、僕らが庭を手入れした(僕は蜂に刺された!)ドリマの上の次の段の建物である。そして、この「五名ふるさとの家」には僕の「囲炉裏暖炉」を入れたいという動きもあり、そのプレゼンに僕も協力はしたのだが、結局それは成就せず、今は薪ストーブが入っている。

Gomyo倶楽部のフィールドに着くと、まんじ君がさっそく小池でトノサマガエルを捕まえてご満悦。

皆にGomyo倶楽部の発足の経緯や、棚田やため池、希少生物のこと、そしてお目当の「ピザ窯・タンドール窯・囲炉裏・ドラム缶炭窯」などの様々な炉を見てもらいながら解説する。

参加者のひとり、京都でノンケミカル美容室をされているMさんによれば、かつて福岡正信がこの地を訪れたとき、「ここは古代の聖地だったところだ」って言ってたんだそうだ。木を見たら解るって・・・。台場クヌギのことだろうか?

オニユリが咲いた。オニユリは年々減っているように思う。サルがいたずらするのだろうか。大堰堤では頂上付近で元気なキッズがはしゃいでいる。無事に下りて、早く散会しよう。なんて思っていたら、いつもの感想(まとめ)を忘れてしまった! ともあれ暑い中みなさんありがとうございました。

こうして4日間のワークショップは無事に終わり、男木島の石垣に関しては大成功。今夜は滋賀のIさんペアもお泊まりすることになり、やっちゃんは「水脈が見えた!」と叫んで入口付近の表層水脈に夕刻まで手を入れてくれた。

途中、西条から水汲みしてきたイタル・リンダが帰還。が、彼らは用事があるといって水と銘酒「石鎚」を置いて帰っていく。夜は瀬戸内の魚づくし。

生ダコとマナガツオ(手前)を奮発! マナガツオの刺身をたっぷり食べたの初めてかも?(笑)。思わず石鎚の封を切ったのだった。

今日こそ、ようやく打ち上げだ!


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