【大地の再生part3+石積み石窯づくり】2日目/植樹・水脈メンテ・石窯床づくり


朝食はサラダとパンとわかめスープ、差し入れのベーコンで目玉焼き。食後、昨日の石積みを確認に行く。床に敷くレンガは近所のホームセンターで入手してある。ちょっと小さめの窯になりそうだ。粘土を使ってそれを敷き並べるのだが、今日は庭の植え付けや水脈のメンテなどもやりたい。

やっちゃんは保育園とのきわの難しい部分を。水脈をより掘り進めて明瞭にする。舗装道路との脈をつなげる。初参加のSさんに指導しつつ。

圭子さんがコバノズイナやクロロウバイなどシブイ木本を差し入れしてくれた。

斑入りのギボウシは滋賀の徳昌寺から(ありがとうございます!)。サニーさんからも木本・草本とも多数。ホソバヒイラギナンテン、ハツユキカズラ、セイヨウオダマキ、ゼダム、アガパンサス、リピアなどなど(多謝!)。

駐車場で雨の日に水たまりが解消されない場所。がちがちに硬い。そこにやや深掘りした水脈を入れてもらった。

車がターンする場所はつぶれにくい点穴で。なんと!ドリルで深掘り。

その後、穴を広げて枝葉でしがらみ構造をつくる。

最後は炭とグランドカバーで水脈・点穴の位置は不明瞭になる。

植栽が一段落したところで近所にうどんを食べに行き、戻るとGomyo倶楽部のA君が助っ人に来てくれた。午後からは石窯にとりかかる。

路床のレンガが置きやすいように盛り土し、天端の石とのすき間に粘土を詰めていく。

この段階では練った粘土に切りワラは入れない。団子にして境界に叩きつけるようにして内側に攻めていく。

水で濡らした左官ゴテで表面を均していく。

あと少し・・・。

天端の石の存在感を残したいのであまり粘土を高く盛りたくない。このくらいでOK。

水準器で水平を見ながらレンガを置いていく。ふつう耐火煉瓦を使うけど、これは近所のホームセンターで買った安物。高さの調節は低ければ粘土や土で盛り直し、高ければ上から手で押さえて低くする。天端石との接点でレンガをどうしても切らないと収まらない場所が出てくるので、そこはグラインダーでカットしてはめ込む。

目地は竹べらなどで粘土を押し込んでいく。粘土は火が入ることで陶化し、割れ目ができばそこに灰が入り込んで滑らかになる。いずれにしても凹凸のないように作り込んでいく。

僕は助手を得て入り口のドーム部分の型枠作りを。ジグソーでスギの足場板とコンパネで2つの型をつくり、それを小さな合板板を打ちつけながらつないでいく。

厚みのある足場板のほうは解体後、そのまま蓋に加工する予定(裏側にトタン板を貼り、手前に取手をつける)。

完成、セットしてみる。

今回は木のフレームでドームの型を作ろうかなと思ったが、曲木になるいい枝や資材が入手できず断念。いつものように土まんじゅうの型にすることに。

今回はレンガでなく瓦の破片で底辺の角を固めてみよう。

仮置きして馬蹄型のラインを作ってみる。

皆にも破片を置いてもらい僕が最終チェック。この滑らかな曲線と、入り口と奥行きのバランスが1つのキモである。

形が決まったら粘土で目地を塗り込んでいく。

内側は滑らかに、外側は目地をしっかりと塞ぐ。今日はここまで。

男木島の小林さんが手伝いに来てくれ、今夜はまたしても天ぷら! アオリイカ、アスパラ、きのこ、などなど。そして小豆島の素麺をふるまう。

とはいえ講座はまだまだ続くのであった。テーブルの脚を使って巻き結びの練習中(笑)。

協議の末、明日は10:00のフェリーで男木島に渡ることになった。8日に予定していた石垣補修が流れたので、再度計画するための下見を兼ねて。


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