46番、浄瑠璃寺


前夜は松山泊。選挙の集計が出る時間帯のせいか、夕刻の繁華街は人通りも少なかった。

今日は松山市内の残り3寺を回る。松山市内には8カ寺あって、このうち49番浄土寺、50番繁多寺、51番石手寺は4/26に。52番太山寺、53番円明寺は5/23にそれぞれ回っている。

46番「浄瑠璃寺」から順打ちすることにした。

里山を抱いた御坂川の両岸に、穏やかに広がる田園地帯だが、昔はけっこう水が出て橋が流されたりしたらしい。江戸時代にこの寺を再興した住職が岩屋寺あたりから順に橋をかけたという話が伝わっている。

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仁王様のいる山門らしきものはなく、植物と石にかこまれた境内だ。右にある大樹がイブキビャクシン(市天然記念物)だ。

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朝から午前にかけては団体遍路に出くわすことが多い。マイクロバスで、およそ20~30人くらいの集団で、先達さんと呼ばれる人が先導して、みんな揃ってお経を唱えたりしている。大人数でお堂に輪を描くように陣を張られると、あとから参拝しようとする個人は、読経中に賽銭箱を鳴らすのもはばかれ、お経が終わるまで待つことになる。

本堂には願掛けの千羽鶴が多数下げられている。本尊は薬師如来で、寺名は薬師如来がおられる瑠璃光浄土からつけられた。

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木彫りも素朴なびんずる様。長年のうちに赤色は禿げてしまったのだろうか。

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団体が大師堂での読経を済ませるまでの間、境内を散策して石モノを撮影して回る。

仏足石。裸足で踏むと健脚、交通安全に。

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これは入口近くにある仏手石。珍しい。

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さらに珍らしい「説法石」。「おかけ下さい。おしゃかさまが説法され修行されたインドの霊鷲山の石が埋め込んであります。(中央のもようの中)」という説明看板あり。

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掛けるとどんなご利益があるのか? とりあえず座ってみました。

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なんてやっているうちに大師堂が空いたのでわれらも読経する。

ぶっせつまーかーはんにゃはらみったしんぎょうー

かんじざいぼーさぎょーじんはんにゃはらみったじー

しょうけんごうんかいくうどー

いっさいくうやくしゃーりーしー・・・

ほとんどソラで言えるまでになっている。この寺で85寺目、合計170回の般若心経を唱えたことになるのだから。

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次の47番はここから1kmと離れていない。順打ちなので、団体遍路に先回りするため、納経を済ませると急いで出発した。効率よく回るには、この団体かわしのワザも重要なのであった(笑)。


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