次に道隆寺に行ってみることにする。門の前にお店があり目の看板にぎょっとする。ご本尊は薬師如来で目治しに効くらしい。それにあやかったお茶を販売しているようだ。
山門。
仁王様。目が強調されているような気がする。
郷照寺が見晴らしのいい高台だったのに比べて、ここは全くの平場で、住宅が隣接するせいか建物が大きく感じられる。
大師堂。時間は夕刻の4時過ぎ。この時間がいちばん落ち着く。納経所は5時で終了なので、お遍路さんは極端に少なくなるのだ。
多くのグループの読経がかぶると、初心者の私たちはお経が頭から離れていき、読み間違えしやすいのである(自信がないのでもちろん小声w)。
ぶっ! いいなぁ。いや、笑ってはいかん。奉納された人の思いがこもっているのだから。
古めかしいが、とても形が良い、印象的な多宝塔。これまで過去の札所巡りを含めると30箇所にもなるが、寺それぞれの風景や敷地に個性があって面白い。ここはごく庶民的なあたたかな雰囲気のある寺で、子供の頃の遊び場であった水戸の寺院を思い出した。
記念印は薬師様が脇侍と共に五芒星に収まっている、不思議なデザイン。