SEカメラ雑感、猫餌アジ三尾


寒くなってきたのでいよいよ囲炉裏暖炉を本格始動。iPhoneSEで撮ってみるが、やはり夜間撮影には弱いとの噂通り深みがないな。やはりこの暗さ、この時間帯になるとRX100の独断場である。

粒子が粗くて青がきれいに出ない。もっともRX100(ツァイス・レンズ)の青の出方は異常なんだけれども(笑)。

いま日常ほとんどをiPhoneSEで撮ってみている。食の画像はなかなかよくて、色もいいしハイライトがしっかり出る。このへんはもう旧6のカメラとぜんぜんちがう。下の写真など何枚かインスタにアップしたら料理関係者からたくさん「いいね」が(海外からも)来た。

昨日の冷やご飯がたくさん残ってしまったので、国産のまともな肥育の豚があればチャーシュー作って焼き飯するか・・・とKに行ってみたら、以前の「瀬戸もち豚」は姿を消して、塊肉はアメリカ輸入豚ばかり。そこでホタテを買うことにした。

消費者の動向をみながらスーパーは仕入れを変えざるを得ない。いくらいいものでも売れなければ店頭から消えていくのだ。今日は魚介コーナーにシメたばかりのツバスや活ダコなどがあったが、(仕事が忙しいので)ぐっとこらえてネコ用のアジだけにした。やや大きめアジ3尾380円、ネコ用にしては奮発(笑)。

アトリエに戻り2階のキッチンで買い物袋を整理していると、さっそくドリーが鳴きながら足元にやってくる。そして、食い物に関しては異常な「超能力」を発揮するバロンが(笑)、僕が魚を買ってきたことを察知し下で鳴きまくるのである。

数ヶ月前から左目の調子が悪かったのだが自然治癒力で治したようだ。

結局3尾のアジは刺身で猫たちが全て平らげた。中落ちもスプーンでこそげとると残るものはほとんどない。

その後もバロンは鳴き続け、追加を要求。どうやらまだニジマスが残っていることを知っているのだ(先日、頭を焼いたものをバロンが完食)。カリカリをたっぷり与えるとなんとか満足(ヤレヤレ・・・)。

さて、ニジマスの幽庵焼をやってみた。なつかしい味がする。やはりあの中禅寺湖のサクラマスを思い出してしまう。臭みなく美味しくいただけたが、もうす少し幽庵地の醤油を強くしてもよかった。皮を上に焼いたらなんだか乾きすぎてしまった。逆向きがよかったかな。

昨夜遅く、iPhoneの端末送付キットが送られてきたので、同封されたマニュアル通りにiPhoneを初期化し、書類にサインして封筒に入れ投函した。今回は下取りをやってもらうのだ(旧6でも多少の値がつく)。

ところで、いまどきのガジェット・ライターたちは新型が出るたびにiPhoneを買い替え、旧機をすぐに下取りに出すらしい。こうして下取り先も考慮しながら(メルカリが高効率らしい)常に最新型を使うと経済的でもあるのだそうだ。

いま若い彼らのブログやYouTubeから貴重な情報を得ているので、いろいろ観察するのだが、彼らはゲーム脳(常に勝ち負けと効率化にこだわる)で自然の情報にまったく疎い。自然が観察できていないということは芸術にも疎い。

大都市のマンションに暮らし、プロテインやサプリメントに依存しながらジムなどに通ってバランスを取っているというようなスタイルが多く、食い物は舌と感性でなく脳と知識で食べており、コンビニ食やレンジ食をほぼ肯定する。

なんだか心配になる。食の原点は「土」にあるのであり、水のエネルギーの高みが重要なのであり、運動はジムに行かずとも床の雑巾掛けや洗濯干しや路地の草むしりや猫にエサを与えることががそれになるのだ。

ところが、彼らは効率を求めて全自動洗濯器やロボット掃除機や家事代行に向かうのである。そしてノマドな暮らしがかっこいいと思っている。ミニマルブームがあり「小屋に暮らす」というのが流行ったことがあるが、粗雑で狭すぎたら発展は難しく、人間関係も狭まる。

ここ数十年のテクノロジーの大変革が化け物のような彼らを育ててしまった(・・・マイクロチップ埋め込みまで向かうつもりだろうか?)。しかし彼らもいずれ「大地の再生」に出会うことになる・・・時代はもうすぐそこまで来ている。


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