庭の木の二つの赤


いま、庭木として成長株のひとつ、実の色づきがいちだんと冴えてきたピラカンサ。植えてから2〜3度剪定をした。剪定をしてバランスをとらないと妙な方向に枝が伸び、中心部に枝葉が密に絡まり始めるのだ。地中の空気通しが悪いので苦しくて暴れているということもあるのだろう。

しかし、剪定してバランスをとると見られる美しさになってくる。矢野さんに言わせると剪定は「空気通し」と「重心バランス」がキモだそうである。

まだヒヨドリはやって来ないが、もう少し熟すとおいしくなるのだろうか?(ちなみにヒトは食べれません)・・・と調べてみたら、ピラカンサの実は「秋の始めの実りたては毒性があり、冬も終わり頃には毒性が抜ける」のだそうだ。ともあれこの季節の庭の真紅はいいものだ。

さて、畑だが・・・。

フジバカマはほぼ花が開く。

ちょうどひと月前に種まきした固定種たちは、ダイコンがいい感じに。

ニンジンもぼちぼち。カブはダメそう・・・。発芽率がめちゃ悪い。

いちばん発芽率がいいのは「かつお菜」。高菜の仲間らしい。昔から福岡では盛んに育てられ、煮物や汁物にするとカツオのだし汁がいらないほどに旨味と風味があるのが由来で、「勝男菜」という名前から正月料理に好まれていたそうだ。

栄養面ではアブラナ科の常としてカルシウムを多く含み、カロテノイドやビタミンCも豊富、高い抗酸化性は加熱処理しても活性が低下しないとか。正月のお雑煮に小松菜代わりに入れるのが楽しみ♬

そしてその後ホームセンターで買って追加タネまきした野菜たちだが、ガッカリなのはアーティチョークで、一袋にたった4つぶ入っていたタネのうち発芽したのは一つだけ。この一株もはたしてちゃんと育ってくれるかどうか・・・。ああ、マリネストックで自家製アーティチョークたべてみたいな。

シュンギクも発芽率悪いな。

パセリもひどい。発芽率2割もない。最悪はイタリアンパセリで、まったく芽が出てこない。返品したいくらいだが、これって写真でも添付すればなんとかなるのだろうか?

矢野さんが来たとき点穴を掘ってくれたせいか、次々ちバラの花が咲くのだが、アマガエルくんが花びらにとまっていてびっくりした。

虫を食べに上がってきてくれているんだろうけど、赤に補色の君の緑は目立ち過ぎる。鳥に食べられないように気をつけるんだぞ!


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