勅使のお庭再生/その2


朝食は酒井さんのお蕎麦。いつも最高級の出雲地方の蕎麦を持って来てくれる。蕎麦好きの僕はたまらない、うまし・・・。

食後、ゲスト5名と共に勅使にある古民家のお庭の再生活動へ。ゲストのYさんのご実家なのだが、Yさん自身は別の場所にお住まいで、草刈りの手入れなどをしつつも長らく放置されていた。5/2に初めて「大地の再生」手法で手入れし、あれから1ヶ月が経過。前回もずいぶん喜んでいただけたのだが、がぜん良くなっていた。「道法スタイル」で剪定したマツもザクロ(右)も、枝を上げてすばらしく元気に再生している。

 

火を焚きながら風の草刈りの続きと、

剪定した枝の整理を皆で続けた。前に伐採した枝の残骸もかなり残っており、それも整理しなければならない。伐採枝をそのまま横倒しに放置していると、ツルがからみ、蜂の巣とヘビの棲家になってしまう。

刈り草も剪定枝も、コンパクトなかたまりにまとめ、全体が風通しがいいようにしておくのが非常に大事である。

もうひとつは石を出すこと。長年放置された庭は石に草が覆いかぶさっていることが多い。その周りの草を刈り取り、石を露わにしてあげる。できれば石を動かして地際の空気通しをしてやるとなお良い。

皆のちからでさらに手を加えて、庭は抜群によくなり、Yさんの感激も伝わってきて、昼に散会。

もうひとつのミッションは帰宅前に大阪のK夫妻を讃岐うどんに案内すること。栗林公園前の「上原屋本店」にお連れした。

皆が帰ってアトリエに戻り、僕はひとりで打ち上げ。トマト・タマネギ・パセリの柿酢和えを敷き詰めて、その上にイカリングフライ。うんと冷やした白ワインで。

「名曲堂ふたたび」で長い講演会を終えて、怒涛の三日間。そして今回、個人邸の庭に関わることで新たな「大地の再生」の光が見えてきた。

皆様、ありがとうございました♬


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