にがうりの蒸し焼き、アジ酢とタイラギの刺身


矢野さんとIさん、12時ちょい前に高松駅到着予定とのことで、それまで掃除や花生けや料理の続き。丸元淑生『ヘルシーキッキング 夏秋篇』にある「にがうりの蒸し焼き」が気になっていて、ビタ鍋が手に入ったらぜひやってみようと思っていた。

軽く塩したにがうり(ゴーヤ)をレモン汁で蒸し焼きにするという単純なものだが、「この一切れを食べただけでも栄養的にかなり救済される」と丸元淑生が書いている通り、にがうりをこのボリュームでサクッと食べれるレシピはそうそうはない。たいがいスライスして苦味を避ける工夫をする。

この料理は、にがうりの苦味を真っ向から楽しんでしまう料理なのだ。その真価は、冷えたお惣菜になって口に含んだときに解る。おそらくビタクラフト 鍋でしかできない料理である。

車で二人を迎えに行くと、駅で会うなり助手のIさんに「え〜っ、やせましたねぇ!」と言われた。敷地や畑を見てもらい、矢野さんは家に入る前に玄関に荷物を置き、さっそくバラの周囲に点穴を掘ってくれた。

雑談のあとすぐに仕事に入り、夕食は8時過ぎになった。昨日仕込んでおいた煮物や豆サラダ、おひたし、そして今日のにがうり。これに「2分づき米にGomyo赤米、アマランサス、ロールドオートのご飯」とわかめと豆腐の味噌汁をお出しした。

お客さんのときは肉や油ものを出していっしょに楽しむのもいいかな? などど思ってはいたが、矢野さんとIさんならフィッシュベジはぜんぜんOKだろう。メインはどちらもピチットとフードセーバーをかけておいたアジ酢とタイラギの刺身。二人とも喜んでくれたようだった。

食後も入浴をはさんで仕事、そして囲炉裏暖炉に点火して明け方まで雑談。もちろん「大地の再生」にかかわる深く突っ込んだハナシの連続である。

結局、寝たのは明け方の4時。いつもなら僕が起床する時間であった(笑)。


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