チシティのパキスタンランチ、キビナゴとタイラギの刺身


朝、車検でディーラーに預けたXVを取りに行く。ベアリングがかなりよれよれだったらしく、さらにブレーキパッドなども交換してかなりの金額になってしまった。さすがに走行距離が12万キロ超だし、この2年間は全国取材で酷使したからなぁ。しかしエンジンの異音の原因がベアリングの摩耗だとわかってひと安心。音はずっと静かに戻った。

帰りにうどん食べて帰ろ・・・と思ったのだが、行く店行く店駐車場が満車だったり行列があったりと逡巡しているうちに11時近く。久しぶりにインド料理店「チシティ」に行ってみることに。パキスタンランチをナン、カレーは5辛で。

2種のカレーはキノコと豆だった。Gomyo倶楽部にタンドリー窯ができていろいろ料理しているので興味深い。シシカバブは案外直径が小さいことが判明。

これがチシティのタンドール窯である。気になったのは上のイラスト。

窯に張り付いているナンの形が逆さまになっている? いや、ひょっとしたらこうして尻尾のほうが上で焼くのが正解なのか?

YouTube動画でもう一度確認してみたら、やはり尻尾は下が正解だった(笑)。次回のGomyo倶楽部ではナンの焼き方を研究解明して、あの窯でも失敗のないスタイルを確立したい。

帰りにKで魚を物色するとキビナゴが安い。それにタイラギが美味しそうだったので貝柱のまとめパックを購入して、どちらも刺身に仕立てる。キビナゴはYouTube動画でさばき方を見てその通りにやってみる。

タイラギはカラス貝のお化けのような大きな黒い三角形の二枚貝だが、このような貝柱だけの状態でパッケージされている。

それをスライスするのだが、貝類は繊細な味なので醤油でなく梅酢で食べるといいと丸元淑生の本で学んだのでそのように。確かに醤油と食べ比べてみればそれがよく解る。ホタテよりも歯ざわりがしっかりして、甘くて美味しい。

キビナゴの刺身も美味しかった! 魚は小さいほど鮮度落ちが早いので、さばきたてをいただくのが一番うまい。残りは天ぷらに。

ライラギもちょっと厚めに切って揚げてみた。中心がまだ半ナマくらいで揚げるとウマイ。火が通るとまた旨味がぐっと増すようだ。

〆は天丼にするのはチト重すぎたので先日頂き物の奈良漬を切って茶漬けに。

買ったときは香川産だとばかり思っていたタイラギだが、パッケージをよく見ると韓国産だった。後で調べると国産のタイラギはかつての豊産地有明海は絶滅といっていいほど壊滅状態で、瀬戸内海でも2009年あたりから減少しており、2018年の漁獲高は2005年のわすか2%(!)というから驚く・・・。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200219-00010005-ksbv-sctch

現在の瀬戸内産タイラギはキロ1.5万円と韓国産の2.5倍以上の値段になっており、スーパーに並ぶような食材ではないのだった。タイラギは総重量60キロを超えるヘルメット式潜水具で潜って手カギで引っかけて袋に集める。

「金属靴が、海底一面に立ったタイラギを踏んでガシッと音がしたものだ」。かつて御殿や旅館が建つほどの利益を上げた有明海のタイラギ漁は、個体数の激減で2012年度から6季連続の休漁に追い込まれている。(2018/05/17『西日本新聞』)

これからは「大地の再生」で本当に環境再生を考えていかないとダメだね。


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