京都/竹萬竹材、竹邑庵太郎敦盛


京都のホテルはオフシーズンにはぐん安くなるところがあり、今回のDは普段は1万超えだが半額近い値段で予約できた。会員のT横もこの頃けっこう高いので、もう1つ全国チェーンホテルの拠点を持つことにしたのだ。Dは評判通り部屋も広く内装も落ち着いている。テーブル周りも良く、イスは高さと背もたれが調整でき、PC仕事をするには最適であった。

掛けられている絵もなかなか良い。

京都駅の南側はあまり来る機会がない。ホテルの近くに竹屋さんを見つけた。

各種サイズのすだれ。注文生産しているらしい。

値段はそれなりに高いが・・・。

擬似竹(プラスチック)と本物の竹を組み合わせたハイブリッド仕様の折り戸。

こちらは本物の竹を緻密に組み合わせた「竹垣」。奥に工場があり、修理などもやっているようだ。

店の中を覗かせてもらおうと思ったがもう店仕舞いとのことだった。ホテルに再度訪れると駐車場の案内人が1台分を確保しておいてくれていた。夜は御所近くにある蕎麦屋へ。

といってもここは、ちょっと風変わりな蒸し蕎麦で有名なところなのだ。ビールのお通し。

熱い蕎麦だしと薬味満載のお椀が来る。ネギの下には生卵が隠れている。

きました♬ 蓋して蒸されているのです。

ぎょっとする黒色の蕎麦。ホカホカと湯気が上がります。大の蕎麦好きなもので、一斤半を頼みました。

熱い出汁をたっぷり注いて卵の黄身を割る・・・

そして・・・

どぶん!

まあ一種の変わり蕎麦という感じで、出汁は甘いし蕎麦の香りはしない。しかしここは調度品が面白く、京都らしさを味わうには楽しい。BGMにはビル・エバンスのピアノが流れていた。蕎麦湯は有次のアルミ打ち出しのやかんで来る。

この店の名は「 竹邑庵太郎敦盛(ちくゆうあんたろうあつもり)」といい、京都通の間では有名な店でガイドブックなどでもよく紹介されている。いつか訪れなければと思っていた店。

帰りは四条通りのウィンドウを眺めたり、

建築のライティングを見たりしながらホテルに帰る。

久しぶりに布団で寝た(笑)。


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