京都2日目/自撮り、有次、排気塔


昨夜の会議は結局深夜まで続き、雷の鳴る土砂降りの雨の中、ようやくタクシーを拾い予約しておいた四条烏丸のホテルへ。スニーカーも靴下もびしょ濡れ。風呂場で靴下を洗い、スニーカーにはロールティッシュを詰めて少しでも乾くようにセットしてから就寝。

早朝からホテル内にて画像の整理とブログ書き。10:00のチェックアウトぎりぎりにホテルを出、四条通りを鴨川方面に向かって歩く。昨年開店したアップルストア前に行列があり、ちょうど開店時で入場と同時に拍手が沸き起こるのだった。

シューティンググリップを持ってきていたので、せっかくだからRX100M7で動画を自撮りしながらで歩いてみる。

京都、とくにこの通りは外人が多くて自撮りのメッカなので、こんなことをやっていても目立たないし、あまり恥ずかしくない。

まあ僕もどこかのガイジンと思われているフシもないではないが(爆)。

再生してみるとそれなりにいい感じで撮れている。そもそもこのM7はvlog(Video Blog)に向けて開発されたコンセプトがあり、動画撮影時のAF精度・速度・追随性が群を抜いてすばらしいのである。しかし、さすがに顔出し自撮りをYouTubeにアップする心臓は持たないわ(笑)。

錦通りに入ってみる。相変わらず外人だらけだ。

それでも錦らしい店はまだ健在。琵琶湖の魚を売る店。

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料理道具の老舗「有次」。オリジナルの鰹節削り器。

先日、山暮らしWSで作った竹のスクレーパーが売っていた。「おろし筅」というらしい。「筅(せん)」とは「竹製の小さなほうき」を意味し、訓読みは「ささら」である。次回はこういう風に柄を長く作ってみよう♬

貝むき道具も多数。店員さんに有次の牛刀を取り出してもらい、その綱の構造や値段などを訊いてみた。料理男子なら一度は手にしたい包丁なのである。あとアルミ打ち出しの雪平鍋、菜箸、骨抜きなど、有次グッズは優れたものが多い。

しかし、ここも外人だらけ(白人多し)だったな、大丈夫か日本?

新京極の通りに新しい店を見つけて入ってみる。ドーナツファクトリー「コエ ドーナツ」。天井の竹かごが斬新♬ ここも外人だらけだった。後で調べてみたら、店舗デザインは隈研吾だった。「奥へと導く竹かごの空間」をテーマに、京都嵐山の竹を使用した伝統的な六ツ目編みのかご572個を使い、ドーム状のやわらかな空間に仕上げました。

丸井上階のカフェにて。

オシャレな四条通りも上から眺めれば、醜い排気塔や室外機だらけである。ここから24時間常に室内のダストが吐き出されている。そして、空気の詰まった地下には腐敗した有機ガスが生成されて、コンクリートやアスファルトの隙間からそのガスが立ち込め、掃除の行き届かない隅には泥アクがこびりついている。

その面から見れば昨今の異常気象は、その悪い空気とアクを一掃するのに役立っていると言えよう。


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