明け方、岡山県高梁市に向けて車を走らせる。今回の「大地の再生」ライセンス講座は高梁市の山中にある「百姓屋敷わら」の敷地で3日間行われる。ここは重ね煮などの料理研究でも知られる船越康弘さんが主宰する体験宿泊施設で、他にも1日2組限定のオーベルジュ「WaRa倶楽無」を併せ持っている。
講座の経過については(一社)大地の再生・結の杜づくりHP活動事例レポに紹介するので、ここでは百姓屋敷わらの施設や風景、講座中にいただいた食事などを紹介しよう。泊まらせていただいた百姓屋敷は築140年の古民家をリノベーションした建物。
赤茶色の石州瓦に土壁、屋根には煙抜きの高窓が残っている。
駐車場から見上げた建物群。丘の上に建ち展望は抜群! 左手の大きな独立樹はなんとクヌギである。矢野さんの見立てではやや樹勢が落ちているという。わらの敷地はこのクヌギ側の斜面に向けて広大な雑木林を所有しており、かつての谷津田の沢筋に繋がっている。今回は主にその詰まりを解消していく作業になった。
昼ごはんのベジキーマカレーと野菜の小鉢。素材の確かさが際立つ。
野菜のスープ。なんという優しい味!
内部はこんな感じ。囲炉裏もある。
夜はこんにゃくの刺身やら・・・
根菜類の炒め料理や揚げ物。
フライの衣と油が香ばしい。何か、全然違う甘みのある揚げ物味なのだ。
遠い記憶がよみがえってくる・・・どこかで食べた味。そうだ、埼玉にある松田マヨネーズの自然食レストラン「ななくさの庭」で食べたランチ。
お風呂も十和田石を使ったナチュラルなもので快適だった。こんな施設に本格マクロビをいただきながら講座ができるなんて、なんという贅沢♬
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