「またたび」Gomyoへ・炊き込みご飯試作


京都から戻った翌日は、朝からGomyo倶楽部の定例活動日、今日は羽釜で1.5升の「炊き込みご飯」を炊かねばならないのだ。11/17に行われるワンデイ・バスツアーのサブタイトルは

「焚火と石窯で作る秋の味覚満喫ランチ♪」

なのだが、ピザと汁物だけでは・・・ということで当初候補に上がったのは石窯を使った鶏の丸焼きだった。が、これは時間もかかるし、取り分ける時に部位がいろいろ出て不公平になるよな〜ってことで、大羽釜で秋の具材を入れた「炊き込みご飯」になった次第。今日の大きな目的の一つはその試作なのである。

大量に仕込む炊き込みご飯・・・これぐらい失敗したら目も当てられない料理もあるまい。まず、コメに対する水や具材の量。そして味付け。さらに、なにより火加減の問題。火通りの悪いガンダ飯になるか、それとも真っ黒のお焦げだらけになるか・・・、その加減に正確なマニュアルはなく、勘がたよりなのである。

で、やはりここは経験豊富な「僕」が自動的に責任者になったわけなのである(汗)。具材は京都旅のあいだラインでやりとりしてN先生にお願いしておいたのだが、この切り方やコメに対する量もしっかり見極めねばならない。

今回は香川大学の女子生徒たち10名が参加(うち3人が初参加)。手分けして準備を手伝ってもらう。

提供されたお肉は、今回は冷凍保存してあった石高産の「オリーブ豚」だ。炊き込みご飯に豚肉はいささか重く癖があるので、赤身を中心に切り取り、小さく切りそろえた後、熱湯で湯洗いして血や酸化した脂、アクを極力取り去っておく。

もうひとつの汁物は脂身を多く使った豚汁にする。Gomyoでは顆粒の「だしの素」を使うことが多いのだが、今回は昆布といりこを用意した。伊吹島のいりこは「酸化防止剤」を使っていないことで有名で、それは原料のカタクチイワシが豊富な漁場のうえ、漁と加工がすごいスピードで一気に行われる体制があればこそできることなのだ。このツアーでは香川の産物をできるだけ使って紹介したい。伊吹島いりこはその一環でもある。

↑今回はN先生のお嬢様とお孫さんも参加♬ N先生似のお孫さんがいりこの出し殻を喜んで食べまくっていたのが印象的であった(笑)。

いよいよ羽釜に点火!

豚汁制作も順調に・・・。

そして、ご飯はバッチリ見事に炊き上がったのであった(ホッとしましたw)。

せっかくゲキウマにできたのに、器が味気ないな〜、何かアイデアないだろうか・・・。

実地ではこれより多くなりますが・・・ちょっとは自信がついたでしょうか?

豚汁も洗練された味になった。隠し味にショウガのみじん切りを入れた。ご飯も汁も、この季節スダチを絞って食べるとより深い味わい。

ともあれ、食べる!

食べる1

食べる!

食後は皆で片付けて、自己紹介タイム。各自ツアーに向けての意気込みや抱負が語られた。

さて、倶楽部ではもう一つの懸案、タンドール窯をここに学生たちと共同制作する。17日までにできるといいのだが。

さてハチ箱のチェックに行くと、

スムシにやられ、握りこぶし程の巣房が落ちて、入口を塞いでいた(!)。それを取り払って、壁にいたスムシらしきものを撤去。さすがに、長期間掃除を怠っていたからな・・・。スムシとは幼虫がハチの巣を餌とする特殊なガのことで和名はハチノスツヅリガという。さて今後、どうしたものか・・・。

帰りにN先生宅に11/17用のクリを分けてもらいに行く。いい夕空が出ていた。yuiさんが「ごくろうさま」と、祝福してくれているような・・・。

Gomyo倶楽部のブログでも報告しています。

Gomyo倶楽部2019.10.6活動報告


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