今年2回目の【屋久島】2日目/カノコユリとアオタテハモドキ


2日目の朝、なんと・・・晴れた。縄文杉、行きたかった・・・。あの5月の報道以来、屋久島の交通機関はナーバスになっており、前夜に警報が出ると運休してしまうらしい。7月というのに今年は登山客のキャンセルも多いんだそうだ。

ヤクジカの骸骨が朝日に照らされる。まるでオキーフの絵のよう・・・。

矢野さん、朝のインタビュー。今回は映像を撮りにMさんも参加。

しかし朝食を食べ終わる頃、土砂降りの雨!

さすがこの季節の屋久島は雨無しはないわな。湿気もすごいな。これじゃ夏でも囲炉裏が必須なのは理解できる。

ハイビスカスもいいが、今回はカノコユリを見つけた。民家にけっこう植えられているんだよね、そうか、屋久島の百合はカノコユリなんだ、すばらしいな! 江戸時代、初めて日本を訪れた異人たちは日本のユリを絶賛した。ドイツ人医師シーボルトがこのカノコユリの球根をヨーロッパに持ち帰り、品種改良をして生まれたのが今のカサブランカだ。日本はユリの王国なのだ。

おっと、なにやら尾錠突起のあるシジミチョウが飛来。

クロマダラソテツシジミではなかろうか? 幼虫の食草はソテツ。南方系のチョウだが最近では本土にも分布を広げているとか。

お弁当はここで。

信州大卒というガイドのMさん。昼は彼の家を見に行った。

草刈りへの道。

ハイビスカスが咲く。これはちょっと大きな品種。

八重咲きもあるんだね。

お昼もアペルイのテラスで。今日は昨年の最初の屋久島講座でとなり席でよく会話していたS君も来ていて懐かしかった。あれから1年3ヶ月が経っているのがなんだか不思議な気がした。

そしてお弁当は「かもがわ」の竹の皮。これ大好き♬

草刈り中のであったウバタマムシ。

屋久島で初見、アオタテハモドキ! 美しいな、案外小型なのね。

感想会。縄文杉には会えなかったけれど、またたくさんの人と交流できて、内容もすばらしかった。

そしてまたまたハプニング。なんと矢野さんらの乗るべき最終便が欠航になってしまった。鹿児島空港の滑走路のトラブルらしい。

というわけで、島うどんに温泉にアペルイで島焼酎という思わぬフルコース♬

まあ、矢野さんはゆっくり静養できて良かったんじゃないかな。

※技術レポートは「大地の再生HP」をご覧ください。

【屋久島】伝統のアコウ、湿地の家、草刈りと水脈


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