マダコ2日目、アジ干物焼く


今日はGomyoの定例活動日ではないのだが、イノシシが棚田を荒らしに入ったというので電気柵直しの手伝いに行く。差し入れに、前日畑でもぎった完熟イチジクを冷やして持っていったら好評だった。

私は主にカメラ担当なのだが、一日照ったので帰宅後の風呂とビールが嬉しい。アテは昨日仕込んでおいたタコがある。酢洗いして24時間後、皮の色素が入り込んで身がピンクががってくる。

それにキュウリをざっくり切って塩揉みし、シソとスダチの絞り汁で和えた付け合わせ。タコはもう一回酢洗いしてから食べる。醤油はいらない。旨くて食べ切ってしまった。

ゴーヤーがだぶついてきたのでチャンプルをやろうと決めていたのだが、ご飯でアジの干物が食いたい。先日のピチット干物を2枚だけ焼いてみることに。

いい感じで水分が抜けている。

皮側はこんな感じ。塩干物特有のいい香りがする。

これを鉄製の小フライパンで皮を上にして置き、フタをして中火にかける。

ひっくり返して皮のほうも少し焼く。

ちょっと身がゆるくて心配されたアジだが、この干物は抜群の旨さだった。紅生姜とスダチが合う。しかし、これってやっぱり画期的な作り方だよ。

あとは作り置きの豆サラダと青唐辛子味噌、そしてダイコン酢。干物って玄米や3分づきが本当によく合うね。ご飯は昨夜炊いた残り物。おひつに入れておくと味が落ちない。

ところで来週のGomyo倶楽部は、昼食に街道にある手作り餃子を食べに行くことになったのだが、そこは姿寿司なんかも作る。そのお店のイボダイ(シズ、ぼうぜ)の姿寿司を、以前の活動日にいただいたことがある。

このときアジの姿寿司もあったのだけど、なにせこのぼうぜ寿司がすばらしかった。

香川でシズを呼ばれるイボダイは、時々スーパーでも見かける。丸元淑生『楽しもう一人料理』にはこの魚をピチットで干物にする例が紹介されていて興味深い。私のブログ記事(2015/7/25)から。

シズは夏の終わり頃から瀬戸内でたくさん獲れ、値段も安い。身は柔らかく、くせのない白身魚。幼魚のときクラゲの仲間「カツオノエボシ」に隠れて育つが、成魚になると一転してクラゲ食いになるらしい。マナガツオの仲間だそうだ。たしかに頭の感じが似ている。徳島にはシズを背開きに使った「ぼうぜの姿寿司」という郷土料理がある。

ともあれマナガツオやイボダイなんて、関東モンの私はこちらに来るまで食べたことがない。こんど見つけたら干物、やってみよ♬

Gomyo倶楽部、活動報告8/27


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