大地の再生@仙台1/移植と造成


仙台は大きな現場だった。午後からの工程会議に参加し、その後夕刻まで敷地を見た。小高い丘の住宅地の中にある雑木林を造成して、施設と周囲の外構・庭を整備する仕事だった。本来の矢野さんの手法では元の植生を最大限に活かしてやるところが、法律的な問題で造成工事を行わねばならない。そこで樹木は根切りして、移植できるように仮置きしてある。

仮設の段階でも通気浸透水脈を配備し点穴を多数設置してある。

道には抵抗柵(水切り)とチップによるグランドカバー。

U字溝の両サイドにも天穴。

一部は芝張りなどが先行されているが・・・

道に面した最も下側の斜面は、植栽を行う前に図面通りの切土にする必要があり、それにはもっと削らねばならず、

丁張りをやり直す必要が出てきた。削れば残土処理の手間もかかる。住宅地に囲まれているのでいろいろと大変そうである。

現場では暗くなるまで打ち合わせが続けられた。

矢野さんと私はメンバーと同じ宿に泊まり、Wさんは帰京。それまで3人で食事をしながら打ち合わせ。矢野さんとは深夜まで話し込んだ。


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