タケノコとコンニャクの味


屋久島からず〜っと睡眠不足が続いている(笑)。うんざりするほど時間のかかった本作りをようやく終えて、少しはのんびりできるか・・・と思ったのもつかの間、矢野さんとその仲間たちに出会ってしまい、またヒートアップしている。

昨日、タケノコをもらってすぐに煮ておいた。今日はそれでタケノコご飯にする。

ちょうど庭のサンショウが採りごろ。海苔を添えて。

お汁は屋久島のサバ節を削ったものと、男木島のワカメを自家干ししたものをハサミで切ったものに、熱湯を注いで塩と醤油で味付け。

畑のニラを生のまま小さく切って、豆板醤、おろしニンニク、ゴマ油、醤油、みりんなどと和えたもの。冷蔵庫で一週間くらい保存できそうなので、いっぱい作っておく。

そして奈良の講座のお土産、手作りコンニャク。手でちぎってゴマ油で炒めて醤油。仕上げに七味。生芋と木灰を使った本物である。土地の水がいいということが、このコンニャクのふくよかで透明な美味しさを通して伝わってくる。

無味にして美味、「海にフグ、山にワラビ」と言ったのは魯山人だが、僕はそれに本物のコンニャクを加えたい。


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