太宰府スターバックス〜下関


翌日は福岡へ、建築見学。隈研吾の「スターバックス 太宰府天満宮表参道店」。


間口7.5m奥行き約40mの長細い敷地を考慮して、木をななめに組み、光と風が流れるような有機的な空間をつくった。

内部空間を覆い尽くすX形の木組みは、60角の1.3m~4mの杉材を約2000本使用して、材の全長は4kmにおよぶ。木組みは筋交いとして、建物を支える。全体を組んだ後、ジョイントをダボで縫うことにより、木組みをより硬いものとした。太宰府という歴史ある土地と、現代的な木造技術の遭遇が、他のスターバックスとは異なるユニークな空間を生み出した。(隈研吾建築都市設計事務所 HP)

二日市温泉に入ってから太宰府天満宮にお参りし、梅ヶ枝餅を食べながらアイスカフェラテ。

電源があるのは表側のテーブルだけ。そこに中国人が占拠していたのだが、私のしたいことを察したのか早々と席を立ってくれた(ゴミは残していったが)。コンセントは木製テーブルにつけられたスチールの脚にある。テーブルと椅子の末端処理にもシャープに見せようとする隈研吾のこだわりが・・・。

というわけで2時間ほど仕事。

夜は下関に宿をとった。

居酒屋へ。

お通し。

刺し盛り。

あんこうの唐揚げ。通称「あんから」。

ほくほくと柔らかい白身、そして軟骨がまた美味しい。

アワビのグラタン。

下関は源平合戦の地でもある。義経が戦勝祈願したという大歳神社。飲み出す前に赤間神宮へお参りに行った。神社の駐車場からアルド・ロッシ設計の門司港ホテルが見えた。

どこか、いいバーで〆たい。

意外やイケメンの若いマスターだった。私はマティーニを。

ジンのチョイスは、ブランデーの樽で寝かせたというフランスのもの。彼のおすすめでそれを。

オリーブは別皿で。

2杯目は門司港ホテルの最上階のバーで飲んだゴッドファーザー。これで、海峡の両岸で飲んだことになる。

彼の話では、関門海峡の流れは速く「昔は船から落ちたらまず助からない」のだそうだ。


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