そばごやの帰路、東かがわの三本松港に寄って釣り状況を観察。平日ゆえか爺さんが数人、しかも釣果はなさそう。なにより向かい風が強くてルアーは無理そう。
地元の釣具店に寄って情報収集するも、アジはサビキでしか釣れずしかも型が小さい、とのこと。サビキは下にカゴを付けて大きめの浮子を使って投げるタイプ。仕掛けも見せてもらった。
「アジはジギング(ワーム)では釣れませんか?」
「無理。シロギスなら釣れるよ」
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庵治漁港にまわってみる。広々とした駐車場? があり、釣りやすそうな堤防が伸びているが、釣り客は一人もいない。そろそろ満潮でテトラの先に藻が見えて根がかりしやすそう。ま、今日は下見だ。夕まづめまで待ち、自宅にほど近いいつものポイントをちょっと釣ってから帰ろう。
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暗くなりかけたが、いつものワームにアタリがない。今日は釣具店で糸を付け替えることなくルアーが交換できるスナップを買っておいたので・・・まずは私だけ小型のミノー型プラグに変えて、探りを入れてみる。
瀬戸内の釣り歳時記では、メバルのシーズンはそろそろ終わり、夏のこれからはアジの季節が始まるらしい。となれば今は端境期なのだろう。しかし、シーバスの小さいの(すなわちスズキの子魚=セイゴ)でも泳いでいそうな雰囲気。表層を攻めていけばガツンと来る可能性はあるんじゃないか・・・。
なんてイメージしていたら、なんとその通りにガツンと来た! ルアーはTETAR WORKS/48mm3.7gの TOTO48Sの赤系(チェリーイワシ)だ。
http://duo-inc.co.jp/saltwater/tetra-works/toto48s/
これはバラしたくない。姿を見たい。ファイトを楽しむ間もなく一気に引き抜いた。本当にセイゴが釣れてしまったのだ。
さすがのサイバーショットでもブレてしまう暗さだったのでフラッシュをたいて。
プラグで釣ったぞ~!
yuiさんの竿にもプラグをセットしてその後ねばってみたが藻が流れてきて頻繁にルアーの針に引っ掛かるようになった。早々あきらめて納竿。
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さっそく調理だ。
ウロコを引いてワタとエラをとって塩焼きに。わけぎと大根おろしを添えて。
うまそうな白身。いちばん厚いところにいっぱつ切れ目をいれておいた。さあどうだ?
どちらかといえば川魚系の生臭みが残るが、淡白ながらこくがあって美味い♫ 小型なのに、意外にもあぶらがのっているのだ。そういえばスズキの旬は夏だったな・・・。
やはり日本酒(それも冷酒)が合う。
でかいシーバスを釣っていろいろ調理したいな・・・とそそられる味。
いやいや、順序として次はまずアジを釣らないと!