テーブルの壁際につくる「自立する棚」


壁付けしてあるパソコン用のテーブルの、その壁際に棚をつくりたいのだが、この壁の裏には配線が集中しているので直接ビスを打つことができない。壁にビスを打たずして、壁際ぎりぎりに棚を浮かせるようにつくることはできないか?

60㎜厚のスギのテーブルに角材をくわえさせ、そこを起点に窓枠へ棚板を伸ばすことを考えた。その下にもう一段、短めの棚をつくる(壁のコンセントを生かすため)。そして机の下にも一段。以がパーツである。

テーブルの下の棚はL字金物を使う。

組み立てる。

2段目の棚を長くとれないのは奥にコンセントがあるからだ。

棚板は壁スレスレだが、2〜3㎜の空きを作ってある。

切り欠きの細部。

一番上は受け台を作る。棚板の寸法が足りなくて添え木を追加。これもDIYの醍醐味w。

白い箱を用意してその中にごちゃごちゃしたものを収納する。これでテーブルを狭くすることなく、壁の余白を生かしながら、美しく収納することが可能になった。

一番上にはコルクボードを立てかける。

これぞ切り欠きとビス打ちの妙技というものである。

ここに奥行きの薄いボックス型の収納棚を直置きしたらすごく窮屈感が出るだろう。あくまでも「テーブルの壁付けの部分」があらわになっているところがポイントである。

道具たち。

図面です♬ 窓台にはクギもビスも打っていない。欠き込みをつくって掛けてあるだけ。美しい窓台を傷つけたくないので。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください