むささびタマリンが京都で見つけた伊兵衛のムササビ柄の風呂敷。これでお弁当を包む。
今日はGomyo倶楽部の定例活動日。朝食はいつもなら途中のコンビニでサンドイッチなのだけど、今日は昨夜のご飯があったのでおにぎりを作ることにした。
ちりめんじゃこに青じそに海苔、そして梅干。
ご飯にちりめんじゃこと、塩揉みしてアクを取り極細に刻んだ青じそをほぐして混ぜ込む。自家製梅干しを中にくるんで握ります。水で濡らして塩を擦り込んだ手のひらでぎゅっと、そして三角に形を整える。
その後、海苔で包むのだが、海苔はケチるどころかまるまる1枚使ってしまうのだ。半分に切った海苔は重ねて火であぶって香りを出しておく。そして下図のように包んだら、さらに反転してダブルでもう一枚包む。海苔はふつうご飯の粘着力でくっつくのだが、3分づき、しかも冷やご飯は粘着力がない。しかも2枚目は海苔に海苔を重ねているわけだからバラけてしまう。そこでサンドイッチに使っている竹ピックを2本使う。
オカズにゴーヤーの酢味噌和え。
これはラップで巾着ぐるみにする。
弁当箱のスペースが空くのでカボチャ煮の残りと、エアルームトマトを配置。おにぎりとの境界はアルミホイルで仕切る。このアルミホイルは運転しながら食べるときのおにぎりの手持ちカヴァーになる。
弁当箱は秋田杉の曲げわっぱ。秋田杉・・・弁当の水分でしっとりしてくると、普通の杉とはちがう高貴な香りが鼻先に舞う。パサパサしていた海苔も、フタをしてしばらく置いておくと、米の水分を吸ってしっとりと一体化してくる。
むささび柄の、京の老舗のデザイン手ぬぐいで包んで。
お弁当完成♬
結局、車の中で運転しながら食っちゃうので、じつは器も風呂敷も、本当はどうでもいいんだけどさ(笑)。でも真に美味しいものが、美しいもので包まれる、それが助手席にあるだけで、私は幸福になれる。
そしてこの弁当は、噛めば噛むほどに、本当においしかった。