桐生の骨董市


締め切りを過ぎて滞っていたパッケージデザインとロゴの仕事のアイデアがまとまり、早朝から起きだして一気にラフ案を仕上げる。ベクトルデータの入ったillustratorのファイルをフォトショップに読み込んでjpgファイルに変換し、仕事先にメールで送る。まったく便利になったものである。写植をノリで切り貼りしたり、ケイ線を丸ペンやロットリング(懐かしいですね・・・)で描いた時代から思えば、この10年の変化は驚くべきものがある。

今日は6月の第一土曜で、桐生の骨董市があるので、仕事メール送信後すぐに出かけた。が、2時を過ぎて雨が降り出し、僕らが各露店を見終わらないうちに店をたたみ始める。群馬をドライブしていると「骨董屋」が多いと感じていたが、これは古民家2階のかつての養蚕作業場が物置になっている例が多く、民具などが残されているからではないだろうか。相方は古着・古布に、僕は山道具の刃物類や昔の鍋釜に釘付けになる。しかしまあ桐生は古い建物見るだけでも面白いんだわ。赤瀬川原平「トマソン」撮りまくり、だわな。

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その界隈に染色のお店をみつける。熱心に店内を見る僕らに「織り物やってるの?」とご主人が話しかける。「いや、これからやるんですよ」と僕は相方を指差す。染色材料の展示までしているここでは、機織りの教室を開設したそうだ。「織りはいいよぉ、ぜひやってくださいよ!」いいエネルギ-をもらった。また来月出直そう。

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帰りの群馬町で「Negril」というレゲエの鳴る渋いカフェをみつける。庭、空間、器のこだわりが素敵だった。ケーキ、プレーンのピザ、コーヒー、みな美味しかった。個人経営の落ち着くカフェはいま貴重な存在だ。いい店みつけた、また来よう!

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