高山祭りは4つのメインがある。各屋台蔵から屋台を引き出して、道々に展示する
「屋台引き揃え」
屋台の中にからくり人形が備わったものが3台あり、それをお旅所前で行なう
「からくり奉納」
神輿や雅楽隊、かみしも姿で総勢数百名が町を練り歩く
「御巡幸」
そして「夜祭り」である。
この「夜祭り」は、たくさんの提灯を下げた屋台が、町を巡りながら各屋台蔵へと帰っていくのを眺めるのである。夜屋台の壮麗な様は、この一日しか見れない。コースにはトラロープが張ってあり、いよいよ巡航が始まると身動きができないほどの人出になった。
終電まで夜祭りを見て、宿は二つ南にある駅近くの民宿に泊まった。
15日、今日のお目当ては「からくり奉納」。とにかく人形そのものがすばらしいのだが、これが裏で数人が細綱で操り動いて、いろいろと見せ場があるのである。春祭りのからくりは「三番叟」「石橋台」「龍神台」の三つの屋台にあり、なかでも石橋台の人形が良い。この人形は伴奏に合わせて踊りながら、途中で獅子に変身するのである。
飛騨国分寺の塔を見て、
高山ラーメンも食べて、
この日は飛騨一宮駅近くの民宿に泊まった。高山祭りの見物客には外人さんもかなりいるのが、ちょっとした驚きだった。