群馬の山村フェアー/その2.「沼田の下駄」


群馬の山村フェアーのイベントに参加して沼田の下駄屋さんに出会った続きから・・・

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その下駄は見ていて、てらいのない美しい健やかさが感じられた。
桐の無垢材。これが、男物2,500円、女物に至ってはなんと1,000円! いまどき、チャイナやコレア製のスニーカーだってもっとするよ。

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おじさんの話では、下駄をつくる仕事をやめた人が急に増え、原木が余って安くなったのだそうだ。

僕も相方YKも、このアトリエに暮らし始めてから、なぜか下駄の大ファンになってしまった。アトリエの庭や土間を歩き回るときは
必ず下駄。

それはいわば偽下駄というべきもので、東南アジアでつくられた量産品で底にはゴムが張ってあるという悲しいシロモノなんだけど、鼻緒が切れては、自分で直して、もう三代目。

なんて話をしたら「ダメダメ、そんなの履いてちゃ」っておじさんに、たしなめられた。

んだんだ!(なぜか東北なまり) ここいらで本物を買わぬ手はあるまい! と買いました。下駄の刃はすり減ったら800円で変えてもらえるというのも気に入った。出会いを感じた買い物、こういうのは嬉しい。

僕らのテントでは山暮らしのイラストや写真、紙芝居原画の展示、
書籍やCDやポストカードを販売ということでテーブルに置いたのだが、

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そりゃこんな天気なもので、閑古鳥であった。

どこのテントもそうで、お蕎麦のテントの人が、
「残ってもしようがないので、よかったら食べて」
と蕎麦の差し入れ♪ ウレシイ!

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ぶりぶりで蕎麦の香りたっぷりの手打ち、美味しかった! ごちそうさまでした。

というわけで今日は外食なし。
スズランのデパ地下でお惣菜を買って帰ったのでした。


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