再び囲炉裏へ


朝からYKがなにやらゴリゴリと・・・

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ウチは鳥は飼っていないのだが・・・その正体はフキノトウ♪

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茹でたフキノトウを刻んですり鉢で擂り、味噌で和える。かなり怪しいペルシア風の器だが、これは笠間で購入したもの。

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長い冬を終えた後の早春の味わい。これでお茶をすするんじゃ味気ないよネ。先日、旅先で買って飲んだ吟醸酒の残りがあったのを思い出した。萩焼の猪口にいれて。

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実は学生時代から20代の間、日本酒は身の毛もよだつほど大嫌いだった。いま自分に合った良い酒を選べるようになったこともあるが、実際このアトリエでの食に日本酒はよく合うのだ。また、寒い場所、山の空気の中で飲むと、日本酒というやつは一段と美味くなるようだ。

野沢温泉で購入した「雪粋吟雫(せっすいぎんしずく)」、その名前に惹かれた。酵母の生きたどぶろくもいいが、磨きに磨いた吟醸酒のフルーティな味わいも好きだ。

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その間におかゆをぐつぐつ。羽釜に残ったご飯に直接湯を入れて煮てしまう。中にすでに柔らかく煮た小豆が入っている。木の蓋は周りが囲炉裏の炎でこげやすいので、金属の鍋蓋をのせて。

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タクアンも残り少なくなってきた(あと1本・・・)。雑炊やおかゆなどというものは、それ単体ではみすぼらしい食事のように思えるが、季節の山菜や本物の発酵食品があると、そして囲炉裏の火で食べると、たいそうなごちそうになる。

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最後に梅干しやお茶をいただきます。益子焼きの梅干し入れと急須。

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