暖かくなって、簡易カマド「ちびカマ君」を使って外で調理している。真冬、薪ストーブを使っているときに比べ、燃料の薪の減りが極端に少なくなった。チビカマは直火で鍋に火が当たるし、熱効率がいい。外で拾ってきた小枝と紙ゴミだけでも、ご飯は炊けてしまうのである。枯れた小枝は恒常的に落ちる。焚き付けの杉の葉は腐るほど堆積している。いまこれを拾って使うのは、僕らとイタルさんだけ。ここは燃料天国である。薪でメシを炊くにはテクがいるが、昔の子供たちがみなこんなことを手伝っていたんだろう。
Y先生がカボチャの苗を持ってきてくれ、3本を植えた、ちょと大きめに穴を掘り、バケツで水を入れてから苗を入れ、土を盛る。カボチャはけっこうな面積を占有するので畑の端の斜面を這わせるようにするといいとのこと。シュンギクを植えた畑のきわに、3メ-トル間隔で苗を植えた。3個程度の収穫になるように花芽を調整すると、美味しいものがつくれるという。また受粉の関係から苗を離しすぎて
もいけない。
僕らが蒔いたカボチャの種も、双葉を地面から開き始めた。スナック菓子がわりに食べるのにとっておいた種なのだが、生き生きとした双葉が地面から立ち上がってくるのを見ると、不思議な感動に打たれる。Y先生の言動をみていると、畑仕事といいうのは「時期」が非常に重要なのだということがわかってくる。相方のハーブ畑も拡張。朝夕の水やりが忙しい。畑の帰りにツクシを摘んだ