前々から欲しかった「コタツ用の炭置き/行火(あんか)」を骨董屋でみつけた。野外に雨ざらしになっていた。1000円。素材は瓦と同じだ。
中の炭入れがなかったので、植木鉢を500円で買って代用とした。
ここに熾き炭や豆炭(まめたん)を入れて、掘りゴタツの中に入れるのであるが、アトリエでは電気コタツのスイッッチを切って、隣にテーブルをくっつけてタツ布団を置き、その中に入れた。
これが予想通り、なんともいい暖かさなのだ。枯れた枝を拾ってきて、囲炉裏で使いながらできた熾き炭を、これに使う。電気はお金がかかるが、枯れ枝はタダ。こんなすばらしいものを、日本人はなぜいとも簡単に捨て去ってしまったのだろうか?
いま新著の追い込みに切迫状況で3台のMacを駆使しているのであるが、下にはこの行火が入っているのである。