桐生に来て初めてのライブを無事こなしてほっとしたのもつかの間、本業の締め切りがあって翌日は深夜まで仕事。今日も早朝から起き出してパソコンに向かう。しかし、光ネットのおかげでデータが素早く送れるのでストレスがないのがありがたい。
さて、がちゃぽんで復活した井戸であるが、毎日のようにいろいろ使って楽しんでいる。数日使わないと味に金っけが出るようだが、くみ出し続ければ味はまた戻る。冷たいし美味しいし、こんないいことはない。とくに風呂上がりに庭に出て井戸水でばしゃばしゃに濡らしたタオルで汗を拭うときの気持ちよさったらない。食器洗いや洗濯にも重宝している。
ここ梅田では井戸はどの家にもあるようだが、みな電動ポンプで、中にはポンプが故障したたま井戸は使わなくなった、という家もあるようだ。電動ポンプはとても壊れやすく、部品や修理代も高い。それで井戸から縁遠くなってしまうらしい。なんともばかばかしいではないか。
手こぎ井戸なら今は塩ビ管が安く売っていて、自分で修理できるのだから。電動ポンプはそうはいかないのだ。そしてごちゃごちゃと配管があったり配線やアースがあったりして煩わしい。手漕ぎのがちゃぽんの選択は大正解であったのだ。
近所のKさんから枝豆を貰ったのでチビカマで茹で茹で中。がちゃぽんとチビカマ、現在「忍木菟屋」最強コンビのツーショットなのだ。
チビカマの大きな価値は、火がついたまま運べるほど小さいところ。そしてその実用性の高さとかわいらしいデザイン。このうち捨てられていたカマドをこれほど長く重宝して使うとは、誰が予想したであろうか。
さて、一仕事しますか。アクティの駐車スペースのすぐ裏にゴミ焼きのブロックカマドがあり、さらに大きな石が埋まっている。ブロックカマドを撤去し、大石を動かすことにした。
まずは鉄棒を使ってテコで石の片側を浮かしていく。そこに角材などを差し込んで、立てられるだけ立ててしまう。
そしてひっくり返す。
あとは扇形に振りながら地面を滑らせてじわじわ移動する。転がしてしまうのもよい。
このような石の動かし方も新著には詳しく載っています。うーむ。山暮らしの技術本だけど、町暮らしにもいろいろ使えるネ。