桐生と太田の図書館をハシゴしていたら新聞記事で今日が尾島のねぷた祭り最終日であることに気づいた。さっそく行ってみることに。
ねぷた運行は夜7時から。でも屋台は出ている。群馬の「からあげ」出店率はかなり高い。4~5軒先にもう次のからあげ屋が現れたりする。というわけで私たちもからあげと缶ビールで路上で座り待つ(笑)。しかしお尻が熱い! それがずーっと冷めない。コンクリートの蓄熱効果って凄いんですね。ちなみに缶ビールは奥まった路地にある酒屋で買いました。正規価格で。
待つことしばし、ようやくきたきた! ねぷたの明かりと太鼓の音が近づいてくる。さて、尾島(太田市です)でなぜ青森の「ねぷた」かというと、弘前と尾島は歴史的つながりがあるんだそうで、当時の津軽藩が戦勝のほうびに家康から飛び地としてここ尾島地域を貰ったんですね。ま、本場のねぷたの多彩さ絢爛さにはおよばないだろうけれど、群馬でねぷたがみれるのが嬉しい。
なにしろねぷたの美しさというのは山車や神輿とはまたちがう独特のものだから。
かなりの人でごった返す国道354。
「三菱電気 群馬製作所」や「群馬銀行」のねぷたも、また子供たちがつくたねぷたもあったりして微笑ましい。運行の最後の太鼓には「徳川発祥の地」の文字が。
ねぷたは布や和紙にろうけつで白抜きをする。そこが内側からの光に透けて輝くのである。そのハイライトが効果的に浮かぶ図案が考えられているのである。
桐生へ戻ると本町の目抜き通りにある洋品店の前でライブが行なわれていた。4バンドが出ていて、歩道にテーブルと椅子が出て、ビールやおつまみも買えるようになっている。単なる路上ライブではないのだ。
うむ、いい町なのだ、桐生は。