ご近所のトラさんにまたまた薪を貰った(前回はこちら)。
今回はスギである。それも伐ったばっかりの黒芯。ふつうスギの心材は赤いのだがまれに黒いやつがある。地質の関係なのだろうか。黒芯は腐食に強いので土台などに向くといわれている
太いやつはオノでも刃が立たないので矢(クサビ)を打つ。伐ったばかりのスギはものすごく水を含んでいる。矢の周囲にじゅくじゅくと水気が出てくる。しかも皮の周囲からヤニが出ている。
1時間半ほど格闘してリヤカー3台分の薪割り終了。しばらく雨ざらしにしてアクやヤニを抜き、それから桟積みすることにした。
ついでに生活用の薪割りもする。これもトラさんに貰ったニセアカシア(ハリエンジュ)の薪。もともと北米原産の砂防樹として日本に輸入されたのである。ところが成長の早い木で、萌芽力も強く、他の植物の成長を阻害する成分を根から出すというアレロパシー作用によって、在来植物を駆逐しながらいま全国の河川敷にはびこっている。
しかし、薪に使ってみるとなかなかいい。成長の早い木は細胞に空気を含んでいるので爆ぜやすいのだが、ニセアカシアは爆ぜない。燃えは早いが、囲炉裏で採取した熾き炭は火付きが良く、火鉢にとても便利である。
割った薪を生活用に積んだ.
おまけ。
井戸水を風呂に入れる場合、私がバケツで運んでいたのだけれど。ホースでできないかと挑戦するyuiさん。
サイフォンの原理で高さを確保し・・・
ホースは窓からでなく地を這うように廻して・・・
最初に風呂場側からホースに水道をつないで水を送り・・・結局このホース径ではかなりの時間がかかることが判明したが、この方法でできることが解った。
鉄瓶から湯をすくう道具を作った。竹とクリの木の柄。彫刻つき。
キュウリの古漬けできました。井戸水で塩抜きして食べる。発酵臭がする。すばらしい♪