猿田彦と白光龍神


翌朝は早朝の共同作業、農業用水の水路掃除。その後、4丁目の産土である二渡神社の例祭へ。私はくじで片付けの当番に当たったので、遅くでよかったのだが、ちょっと例祭も覗きたいと思い、早めに行ってみる。

プロポーションの奇麗な灯籠。

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社殿は洋風小屋組み。かつて善美を尽した本殿、拝殿、神楽殿があったそうだが、明治四十四年に焼失。昭和二年、新たに建設されたという。祭神は猿田彦。天孫ニニギを道案内したという神様だ。

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拝殿の前にシダレ桜が。この時期には散っていることが多いそうだが、今年は寒かったのだ。

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供物も本格的である。赤飯に昆布、スルメ、塩、米、水、酒、果物、野菜など。

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榊に幣(シデ)をつけた玉串。幣のねじり方向が逆のものがあったりして、宮司さんのご指導で直しているとことろです。宮司さんは桐生天満宮の方で、市内7箇所の祭事を受け持たれているそうだが、ここ二渡神社は氏子の協力もすばらしく、昔ながらの方式が守られていて「桐生の宝です」とまでおっしゃっていた。

例祭では私も玉串を奉納させていただいた。「道案内をよろしくお願いします」と。

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掃除を終えて自転車で帰る。yuiさんの運転で(私は祭事後また飲まされたので)桜の見納めに行く。晴れてきた。

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近所に開設された「はねたき村」のイベントを見にいく。中に裂き織り工房があり、1日3,000円で織り機の指導をしてもらえる。もとはうどん屋さんの建物だったらしい。川が近くて良いロケーションだ。

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ちょうど昼時で山菜天ぷらが揚がっている。ご近所のIさんがコーヒーを入れてくれた。裏庭では村長のKさんはタケノコご飯を作っていた。羽釜のフタは参加者が即席で作ったものらしい。

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いま桐生で細々と残っている織物工場の多くは大企業の下請けで、競合する中国との価格競争を課されてヘトヘトになっているという。織り担当のYさんはそれが嫌でご自身の工場をたたみ、今後この活動に専念される。

大間々のながめ公園。渡良瀬川高津戸峡を見下ろす位置にあり、その眺望がよいのでこの名が付けられた。意外やバーベキューの人出は少なかった。盛り上がるのは夜かな?

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さて、今日の最終目的地はこちら。伊勢崎の白龍神社。先日、太田のライブでお世話になったなっちゃんたちがイベントをやっていた。橋を渡った島に神社がある。ちょうどフォルテのアコーディオン演奏が始まったところだった。

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それを聞きながら焼きそばを食べていると、なっちゃんのお母様からすいとんとコーヒーが差し入れ。すると神楽殿で舞が始まった。この神社の祭神はイザナギ、イザナミと白光龍神(水の神様)だそうだ。

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さて、龍神様のお招きか? なっちゃんの友人のさっちゃんの実家、藪塚温泉のマムシ・スッポン料理店「ナカゼン」さんの花見イベントで5月3日にプチ・ライブをやることになった。いや、前々から気になっていたお店なのです。ログハウスで薬膳やスッポン、マムシ料理ですぞ・・・・。

帰りには雨が降り始める。桐生の城山の桜を遠目に見て帰宅。


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