私たちの住む桐生の梅田4丁目という所は、桐生の繁華街から桐生川に沿って山に入って行く奥座敷のようなところなんだが、その道を奧に進むと、佐野方面に山越えのルートがある。
だから気が向いたら「佐野ラーメン」なんぞを楽しむわけでして。今日は「おぐら屋」が休みなのでお初の「森田屋総本店」へ。
ぶりぶりの青竹手打ち。アトランダムな麺太さの不揃いが良い。醤油が勝ったスープ。うまみたっぷりのチャーシュー。レトロな店内が泣かせます。
でもここは餃子がない。で、家に帰って作ることに(笑)。
焦げた(~_~;/
さて材料ですが、畑からニラを、ほだ木から椎茸を。それにタケノコの水煮。それから水煮してストックしておいたダイコンも少し。それをみじんに切ってボールへ。
別のボールに豚ひき肉に干しえび(アミエビ)を合わせ、醤油とサラダオイル、黒胡椒をガリガリ。それを手で揉む。ぐるぐるかき回したり、団子をぺったんと叩き付けたり、肉がねっとりと白濁するようにエマルジョン(乳化)させるわけですな。
そして野菜のボールと合わせる。こうすると野菜の水分が出ない。
この餃子、いや驚くほど美味かった! 材料の鮮度、旬の「勢い」なんだろうね。どこからこんな旨味とコクがやって来るの? という感じ。薪火の力もあるのだろう。
こんな味を、「忍木菟屋」でお客さんに食べてもらいたいんだよね。営業的には難しいだろうけど・・・。